“中の上”の悲劇 Vol.5

婚活中の元CA美女が“中の上”ランクへ降格!?格下女に負けたワケ


「一億総中流社会」

かつて日本はそう呼ばれていた。

「普通が一番幸せ」と今なお信じる人も多いが、それは本当だろうか?

容姿、学歴、収入。全てにおいて「中流」の少し上に位置する人間は口を揃えてこう言う。

「上を見ればキリがないが、知らなければいい世界もある。」

”中の上”に位置するが故に、上も下も、いろんな世界を見すぎて起こりうる悲劇もある。

その”中の上”の男女に起きた、さまざまな悲劇に迫る。

これまで登場したのは、男友達に“中の上”と烙印を押されて困惑したメグミ。彼女の出没エリアなどその生態に迫った。また、東大卒エリートサラリーマン・サトルや商社マン・健二にも話を聞いた。今回登場するのは、元CA・麗子だ。


Aランク美女が30代半ばで感じる悲しき「ランク落ち」とは?


麗子、35歳独身。以前は大手航空会社でCAをしていたという。すらりとした長身と美脚の持ち主で、小さい顔にややつり気味の目と赤い唇が行儀よく配置されている。

見た目は間違いなくAランク美女。しかし、35歳になり「ランク落ち」をひしひしと感じているらしい。

「一番感じるのは出会う男性のレベル。最近食事会をすると、まさしく“中の上”レベルの人が多いんです。」

現在彼女は婚活中で、これまで登場したサトルと知り合いらしい。

「自分が35歳まで売れ残るとは思っていなかった…。」

そう語る彼女の過去の恋愛遍歴を聞いてみた。

CAをしていた彼女は、20代の頃、出会いには全く困らなかった。そんな彼女が28歳のときから3年間付き合っていたのは、大手法律事務所で弁護士をしていた2歳年上の翔平だった。

友人が開催したバーベキューで知り合い、翔平が麗子に一目ぼれ。当時他に恋人がいた彼女は、初めは彼からの連絡を“未読スルー”していたが、猛アタックに根負けして交際がスタート。しかし、誠実な彼にどんどんハマっていったらしい。

「好きだ」「愛している」といった甘い囁きはもちろんのこと、常に彼女のことを「可愛い」と連発する彼との付き合いに、麗子はすっかり調子に乗った。

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