“中の上”の悲劇 Vol.3

“中の上”の悲劇:「幸せな家庭を築きたい」東大卒の理系エリートが語る平凡過ぎる人生観


「一億総中流社会」

かつて日本はそう呼ばれていた。

「普通が一番幸せ」と今なお信じる人も多いが、それは本当だろうか?

容姿、学歴、収入。全てにおいて「中流」の少し上に位置する人間は口を揃えてこう言う。

「上を見ればキリがないが、知らなければいい世界もある。」

“中の上”に位置するが故に、上も下も、いろんな世界を見すぎて起こりうる悲劇もある。

これまで登場したのは、男友達に“中の上”と烙印を押されて困惑したメグミ。

彼女の出没エリアや恋愛観などその生態に迫った。

今回は、あえて“中の上”を選ぶメーカー勤務のイケメン・サトルの話に迫る。


“中の上”が一番幸せ?東大卒の大手メーカー勤務のイケメン


今回話を聞いたのは、大手家電メーカー勤務のサトル、31歳。細身で背が高く、笑顔が印象的な爽やかタイプのイケメンだ。学生時代はサッカー部のキャプテンだった、という話も頷ける。

「平凡な人生なので、面白い話ができるかどうか…。」

人懐っこい笑顔を向けそう謙遜するが、これまでの......


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