汐留タラレバ娘 Vol.12

2015年ヒット小説総集編:汐留タラレバ娘(全話)

独身34歳、化粧品会社の経理課長代理アキコは、仕事は順風満帆、彼氏ナシ。どうにも不器用なアキコは果たして幸せを掴めるのか。
一挙に全話おさらい!

第1話:陳列棚の奥へと追いやられる、34歳独身女3人

島田アキコ
34歳。
化粧品会社経理部 課長補佐。

二橋大学卒業後、汐留にある化粧品会社に入社。華やかな世界に憧れて入った会社で、配属されたのは経理。出鼻を挫かれたアキコは、鬱屈としながらも、元来の真面目な性格も手伝っていつの間にか課長補佐という役職がついていた。同期の女性の中では、なかなかに出世している方だ。

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第2話:若い女と一緒の箱に入れるのは、大罪だ!!

ひょっとしてひょっとしたらの恋のハプニングを期待したアキコたち。10分前にトイレで入念に直した化粧直しの上から再度、パフで粉を叩き込んだのに。

「ね。玉置さんって独身?」

「結婚してるって噂は聞いたことないね。」

なお美の言葉に少しだけ気分が華やいだアキコに待っていたカウンターパンチ。

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第3話:34歳女。デート相手のFacebookに滲み出る「現役バリバリ感」の破壊力

パソコンの起動の音とともに、膨大なメールが流れ込む。ふと1件のメールに吸い寄せられた。

—件名:昨日はお疲れさまでした!—

送信元は、「玉置孝太郎」。

—玉置さん・・・?!—

急速に心拍数が高まる。ぶんぶんと顔を振って周囲をみわたし誰もいないことを確認してメールをクリックした。にわかに鼻息が荒くなる。

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第4話:34歳独身女、久しぶりの「女の子」扱いに、脳内ファンファーレが鳴り響く!

玉置孝太郎とのデート日程はトントン拍子に決まった。

「あまり寝かせすぎるのも自意識過剰でダサい」となお美にアドバイスを受けたアキコは、その夜、日本酒で赤ら顔になりながらオフィスに戻ってメールを返した。「文面は極力シンプルに」という貴理子の指摘で一言「ぜひ!鍋食べたいです。」

営業のできる男はレスが早い。深夜にもかかわらず5分後に返信が来て、10分後には、日程が決まった。

アキコは、秋風が冷たく染み一人寂しいはずの帰り道だったが、くすくすと笑いが漏れた。体がポカポカとするのは、日本酒のせいではないはずだ。

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第5話:34歳独身女の発言は、全て「結婚」に強制タグ付けされる?!

帰りのタクシーの中。玉置の左手とアキコの右手の距離は、およそ30cm。触れようと思えば、触れられるのに、玉置の頭の中は、地球の裏側のように、何を考えてるか捉えられない。

—・・・結局、玉置さんって何で私のこと誘ったんだろう・・・—

玉置のFacebookでの女たちの綺麗な笑顔がフラッシュバックする。たくさんの女たちが、玉置と飲みたがり、そして、実際に、飲みに行っているのだ。アキコが特別なわけではない。

—恋のスタートは、いつも、こんなに切なかっただろうか・・・—

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