速水もこみちの夜BAR、夜メシ、夜レシピ Vol.1

速水もこみちが週2で食べる真夜中メシの王道とは?

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速水 もこみち

深夜って無性に、焼き鳥が食べたくなる

不規則な生活が続く俳優という仕事。にも関わらず、スレンダーな身体を保っている速水氏。その秘密とは?

なんと、週に1〜2回は焼き鳥屋に行くという、速水もこみち氏。その理由は、焼き鳥ならではの気軽な雰囲気と、食べ心地の軽さにあるそう。

「仕事の関係で夕食が24時過ぎになることもあるのですが、そんな時にはさくっとひとりで近所の焼き鳥屋に行きますね。焼き鳥なら1串ずつだから量も調整しやすいし、夜遅くに食べても重くならない。役によって身体づくりもしているので、洋食に比べてヘルシーな焼き鳥は深夜メシにもってこいです」

生活が不規則になりがちな、俳優という仕事。にも関わらず、スレンダーな身体を保っている速水氏。その秘密は深夜メシにあった!?

焼き鳥を食べ慣れている速水氏が今回向かったのは、白金の名店『酉玉』。 16年前にオープンして以来、常に満員の人気店である。25時まで営業しているこの店は、昔からテレビ局や代理店など遅くまで働く業界人にも重宝され、また逆に18時などの早い時間にくる近所の人も多い。

この日速水氏が注 文したのは好物のレバー、皮、ぼんじり。普段は一度行ったら 10 種類は食べるそう。「部位ごとに味つけを決めますが、ここはクミンなどのスパイスも置いてあって面白い。ちょっと中東を思わせる風味と赤ワインとのマリアージュもいいですね」

25時まで営業の白金の名店『酉玉』

ここの特徴といえば、稀少部 位を含め常時30種類以上の部位をそろえていること。特筆すべきは内臓系で、ちょうちん、背肝、丸ハツなどなど、“生きていく上で重要なパーツはやっぱり旨い!”と実感するはず。そしてそれら肉の芳醇な旨みは、ワインとも相性ぴったりだ。

「焼き鳥のときは最初にレモンサワーかビールを飲んで、そのあと赤ワインに流れるパターンで す。それでちょっと気持ちよくなって、仲間とくだらない話で笑ったりする。焼き鳥屋はカジュアルなので、気楽な会話をしたい夜にはぴったりなんです。時間を気にせず楽しみたいから、夜遅くまで営業しているお店は本当にうれしいですね」

紀州の備長炭を用いベテランのスタッフが鳥を焼く様子は風情があるもの。ときおり脂が落ちる音がまた心をはやらせる。速水氏もすぐにリラックスし、スタッフと鳥談義を楽しむ。

「絶対に家で焼けないものだし、つまみながらの一杯と店の方との会話もたまりません!」

『酉玉』のカウンターはコの字型。常に満席となる営業中は賑やかで、その活気は夜遅くまで続く

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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