
食のプロが渾身の料理やサービスでゲストをもてなした後に向かう店は良い店に違いない。
4名に珠玉の深夜飯を尋ねると、どの店にも、こだわりの食と豊富な酒、そして、いい塩梅の接客があった。
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1.『東麻布さいこう』の齋藤 淳さんは、真夜中にムーディーな空間で焼き鳥を堪能する
『がいがい、』@麻布十番/LO29:00
「焼き鳥はもちろん、一品料理も味、盛り付けともに良い。〆のおそばがとても美味しく、デザートまでしっかりしていて誰にでも喜ばれます」と話すのは、麻布十番で鮨店を構えて3年になる齋藤さん。
『がいがい、』の店内には個室もあり、港区の隠れ家利用の需要を満たす。
炭火で焼く焼き鳥や、手打ちのそばをはじめとした和食が深夜でも味わえるのが嬉しい。
「白エビと生うにとキャビアのセルクール仕立て」¥6,380。豪華食材が競演する。
焼き鳥は名古屋コーチンや甲州赤毛鶏といった銘柄鶏を使い、そばは昔ながらの石臼挽き手打ち・手切りを守って外一の製法で。
深夜に滋味深い味が沁みる。
2.『テンキ』の亀谷 剛さんは、夜更けに焼酎と心地の良い接客を求めて向かう
『嚔(アチュー)』@渋谷/LO27:30
渋谷で2店舗の酒場を営んでいる亀谷さんは営業後、両店の間に位置する立ち飲み『嚔』でくつろぐ。
「たくさんの品ぞろえの中から、お客様の年齢や好みに合わせて、種類とそのベストの飲み方を提案してくれる」と言うとおり、会話の中で80種類の焼酎と20種類のクラフトジンから、その人だけの一杯を見繕う。
そのラリーは多くの人の心に刺さっているようで、2回目からは「オススメの焼酎をソーダ割りで!」と入店早々にノールックで注文する客も多いそう。
ひき肉やパプリカ、バジルなどを詰め込んだ「ガパオ春巻き」¥550(1本)。
開店当初からある人気の「米焼売」¥350(1個)。タイ米ともち米の食感が楽しい。
軽快な会話がクセになる一軒なのだ。
3.「レカングループ」の近藤佑哉さんは、夜中にベーカリーの顔を持つバーを隠れ家に使う
『BEAVER BREAD BROTHERS』@虎ノ門/LO23:30
「東日本橋のべーカリーとして知られる『BEAVER BREAD』ですが、虎ノ門ヒルズにある姉妹店は夜になるとバー利用ができる隠れ家的なスポット。ワインをはじめとしてお酒も豊富で、おつまみパンやベーカリーならではのオーブンを使った料理も楽しむことができます」と「レカングループ」で総支配人を務める近藤さん。
昼間はパンが並ぶスペースが、夜にはバーカウンターに変貌するのだ。
ワインはクラシックが中心だがナチュラルワインもあり。
昨今、人気の“パン飲み”が深夜にできるのはなんとも嬉しい。
■店舗概要
店名:BEAVER BREAD BROTHERS
住所:港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズステーションタワー B2F
TEL:03-6268-8712
営業時間:19:30~LO23:30(祝19:30~22:30)
定休日:日曜
席数:カウンター6席、テーブル5席
4.『赤坂おぎ乃』の荻野聡士さんは、深夜に店主の心意気を感じる酒場に足を運ぶ
『まるしげ夢葉家(ムヨウヤ)』@赤坂/LO26:30
日々、日本料理に向き合う荻野さんが「お酒の種類も多く、何を頼んでも美味しい。肉や魚の鮮度がよい!10年以上足を運んでいます」と推す。
25年前、店主の小久保茂紀さんが20代で開店したこの店は、周辺に遅くまで開いている店がなかったことから、深夜までの営業をスタート。以来、赤坂で兄貴分的な存在に。
当時から酒の値段が変わっておらず焼酎¥400~、日本酒¥550~と破格。
生産者から直送される魚は新鮮で立派。
唐揚げや煮付けなどその日に届いたもので作られるのだから、その美味しさは格別だ。
たまご3個を使う「明太子とチーズのオムレツ」¥750。
■店舗概要
店名:まるしげ夢葉家
住所:港区赤坂2-14-8 山口建設ビル 2F
TEL:03-3224-1810
営業時間:17:00~LO23:30(金、祝前日17:00~LO26:30)
定休日:土曜、日曜、祝日
席数:カウンター12席、テーブル26席、座敷22席
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