グルメ界には、そのジャンルに特化したプロが多く存在する。
尋常ならざる熱量で食を重ねてきた彼らから“最推しの店”を教えてもらった。今回は、中華の名店『一平飯店』を紹介する。
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最推しの店を教えてくれたのは…
フードライター・森脇慶子氏
美味しいものに目がなく、食べ歩きに日々邁進し、綿密な取材と豊富な経験に基づく記事で定評のあるフードライター。数々の雑誌やWEBで幅広く執筆し、気づけば食ひと筋40年という大ベテラン。
洗練された味付けのシンプルな料理が美しい
日々中華でもまったく苦にならないほど中国料理は舌に合う。
広大な国土と長い歴史に育まれてきたからこそのバラエティの豊かさ、奥深さは世界随一と言っても過言ではないと思う。だからこそ飽きることがないのだろう。
中でも欠かせないのは“湯”ことスープ。殊に広東料理の上湯には、フレンチのコンソメ、和食の吸い地に匹敵する清淡な美味しさがある。
金色に輝くスープを口にするたび、あっさりとしていながらも味蕾に染みいる旨みの余韻に陶然となる。そんな一杯をいつも楽しませてくれるのがここ『一平飯店』だ。
安達一平シェフによれば「上湯は金華ハムと老鶏、豚もも肉を、4時間かけてゆっくりと静かに炊いている」そうで、なればこその透明感が素晴らしい。
写真は仏跳牆(ぶっちょうしょう)仕立ての餃子を入れ、より滋味深い味わいに仕立てたもの。
この上湯をはじめコースの料理は、クリスピーチキンなど現地の味を忠実に再現しつつ、味付けの細やかさや丁寧な下ごしらえが感じられるシンプルな仕立て。
素材を生かした味付けで、小皿で供するプレゼンテーションも魅力だ。
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