港区界隈に夜の帷が下りる頃、あちこちで「ポン!」と軽快な音を立ててシャンパンが開く。
そこに突如として現れる美麗な1人の女がいる。
彼女の名は、天堂麗香。人呼んで「ポン女」。
港区とシャンパンをこよなく愛し、この地の治安と経済の発展のために生きる伝説の女だ。
◆これまでのあらすじ
近藤と六本木で食事をした菜々子。条件はパーフェクトなのだが、どうしてもときめかない。なぜなら、菜々子が気になるのは彼の友人の早坂の方だからだ。しかし、彼は数ヶ月後に海外赴任が決まっていて…
▶前回:「彼のこと好きになれたら、幸せになれるのに…」ドキドキする相手としか付き合えない女の運命は…
Vol.12 ときめきの正体
「麗香さん、そういえば新商品のサンプル、使っていただけました?」
「使ったわよ。ソープとボディミルクがとてもよかった」
菜々子は最近、ボディケア商品を企画した。
「膝とか脇とか、黒ずみになりやすいデリケートな場所に使えるアイテムがあったらいいな~」と言ったことがきっ......
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この記事へのコメント
Fin
え、こんないい加減な終わり方でいいの?🤣
早坂とは遠距離になるから諦めるというのは何となく分かったけれど。かと言い近藤さんに行くような様子もないしブランドを大きく出来るように仕事がんばりますって…ね。お前のブランドなのかよ。最後まで意味不明な話だった。