「女は所詮、金やステイタスでしか男を見ていない」
ハイステータスな独身男で、女性に対する考え方をこじらせる者は多い。
誰も自分の内面は見てくれないと決めつけ、近づいてくる女性を見下しては「俺に釣り合う女はいない」と虚勢を張る。
そんなアラフォーこじらせ男が、ついに婚活を開始。
彼のひねくれた価値観ごと愛してくれる"運命の女性”は現れるのか―?
◆これまでのあらすじ
経営者の明人は、自分より高スペックなマイに当初は拒否反応を示すも、彼女の猛アプローチに翻弄される。
勢いで一夜を共にしてしまったことでマイへの気持ちに気づいた明人は、ついに彼女と結ばれ…。
▶前回:“ナシ”な女と酒の勢いでベッドを共にした男。フェイドアウトを試みるが、彼女のことが忘れられず…
Vol.9 蜜月のその先に
「えー!恋人ってあの宮園マイ社長なんですか」
「ええ、ああ…まぁ」
明人が久保にマイと交際を始めたことを伝えると、彼は社長室の外に漏れんばかりの驚嘆の声を上げた。
「最近明人さん柔らかくなったし、女性の意見もちゃんと聞くようになったのはそういうことだったのか」
......
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この記事へのコメント
マイが敏腕経営者であることを忘れたのかな?