年収が上がるのに比例して、私たちはシアワセになれるのだろうか―?
ある調査によると、幸福度が最も高い年収・800万円(世帯年収1,600万円)までは満足度が上がっていくが、その後はゆるやかに逓減するという。
では実際のところ、どうなのか?
世帯年収3,600万の夫婦、外資系IT企業で働くケンタ(41)と日系金融機関で働く奈美(39)のリアルな生活を覗いてみよう。
◆これまでのあらすじ
米国カリフォルニア州へ移住した奈美とケンタ。仕事が見つからないことに苛立つ奈美は、ケンタと喧嘩になり、1人で日本へ帰国しようと思いたったが…。
▶前回:子どもの教育に、莫大なお金を投資するサラリーマン世帯。加熱する受験戦争の現実
Vol.11 シアワセの最適解は…!?
「まさか、奈美さんがこんなに早くいなくなっちゃうなんてね…」
「本当だよ。駐妻の私が見送る立場になるなんて…!」
移住組の美穂さんと、駐妻の知子さんが、口々に言う。
今日は、奈美の送別パーティーのため、美穂さんの家の庭にみんなが集まっている。
「何か困ったこと......
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この記事へのコメント
すし久遠が出てきて紛らわしかった🤣
カリフォルニアの、比較的乾燥した爽やかな天気とは違って、湿度高くてジメジメ蒸し暑いから、大変そう。