エリートと結婚して優秀な遺伝子を残したい。
そう願う婚活女子は多い。そのなかでも、日本が誇る最高学府にこだわる女がいた。
― 結婚相手は、最高でも東大。最低でも東大。
彼女の名は、竜崎桜子(26)。これは『ミス・東大生ハンター』と呼ばれる女の物語である。
◆これまでのあらすじ
最高の遺伝子をゲットするため、東大卒と結婚することを夢見る桜子。サークル時代の同期・慶一郎にお願いして紹介してもらった東大卒男性は、あまりピンと来なかった。その一方で、サークルの先輩・タケルのことを思い出し、彼にもう一度アタックすることを考えたが…。
▶前回:「実は、俺」東大卒・キャリア官僚の秘密。週末、彼はスーツを脱ぎ捨て…
憧れの先輩は、実は…
「今だから言うんだけど…」
東大インカレサークル時代の同期女子会。美由紀が意味ありげに口を開いたとき、桜子はハラハラしながら次の言葉を待った。
― タケルさんのことで、まだ何かあるの…!?
桜子が大学時代にずっと憧れていた先輩・タケル。
そんな彼が聖心女子大の......
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この記事へのコメント
自分は全く東大と関わりないのに。。。
自分では美人なつもりが、周囲からの評価は大して良くないから、あんまりモテない…