
「好きでもない男の家に転がり込んでるの」28歳女の告白に、後輩男子の反応は
PR会社で多忙を極める28歳の綿谷あんな。掃除ができず、散らかった部屋に帰りたくないので、求愛してくるいろんな男のもとを毎晩泊まり歩く。
母親の“呪い”に、乱れた生活。そして歪んだ自尊心…。
これは、そんな女が立ち直っていくストーリーだ。
◆これまでのあらすじ
少しずつ惹かれはじめている後輩男子・浅霧祥吾に料理を教えてもらうことになったあんな。「姉に似ているからほっとけないだけ」と宣言されていたのに、突然「可愛い」と言われ…。
▶前回:“野菜の洗い方が分からない”28歳女に、後輩男子がかけた衝撃の言葉とは
…気まずい。
あんなは箸を握ったまま、沈黙のなか身じろいだ。男の家に上がってこんな窮屈な思いをするのは、生まれて初めてだった。
祥吾はあんながこの部屋に来てすぐ「姉と同い年だし似ているから」と、“異性として見ていない宣言”をした。それなのに。
「綿谷さん、可愛いです......
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この記事へのコメント
実年齢ではなくて、あんなよりも精神的に大人。
医者ってそんな暇あるのかなぁ...
逆に何人も遊んでる女性がいるかと思っちゃうけど。
この小説は横読みだけど、縦読みにしたら、行間を読む行為が深まりそう。