
世界のお金持ちが選んだ「今いちばん住みたい都市」トップ20圏外から1位に急上昇した場所は?
今日知っておきたい旬な話題を厳選したWorld Trend News。
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富裕層が住みたい都市は?
高級不動産を専門とするフランスのBARNESインターナショナルは25日、世界の富裕層が住みたい都市の最新ランキングを発表した。
資産1億円以上の富裕層を対象に、経済状況や文化、教育、安全性、ビジネスのしやすさなどをもとにした「住みたい都市」を調査しランク付けした。
首位を獲得したのはスイス・チューリッヒ。金融都市としての魅力に加え、中世の雰囲気を残す街並みやミシュランの星付きのレストランが充実していることなどが富裕層に最適な都市とされ、前年の30位から大きく上昇した。
東京は前年に続き3位で、トップ10で唯一のアジアの都市となった。同社は、質の高い生活が送れることや昼夜問わず楽しめる点を評価した。
前年首位だったパリは、7位に後退した。仏紙によると、BARNESの担当者は「新型コロナで在宅勤務が増えたことでパリから転出する人が増えたことや、黄色いベスト運動を始めとするデモ活動もランク低下に影響した」と分析している。
このほか、日本の都市では大阪が30位に入った。

「結婚で経済安定」回答が増加
リクルートマーケティングパートナーズは、2019年4月~2020年3月に結婚した20~49歳を対象に実施した「結婚総合意識調査2020」の結果を公表した。
「結婚によって生活がどのように変わる・変わったと思うか」尋ねたところ、「好きな人と一緒にいられて嬉しい」が最も多い74.1%だった。
また、「経済的に安定する」と答えた人は前年から6ポイントあまり上昇し47.1%となった。特に女性では9.3ポイント上昇し55.2%となった。
男女で大きな差があった回答では、「精神的安定が得られる」とする女性が75%に上ったのに対し、男性は59.1%、「家事の負担が増える」は女性63.4%に対し、男性43.5%となった。
◆ブライダル総研 結婚総合意識調査2020はこちら

小学校高学年から担任教科制
中央教育審議会は26日、公立小学校などの教育のあり方に関する提言を取りまとめた。
提言では、小学5・6年年を対象に、専門の教員が教科を教える「教科担任制」を2022年度をめどに本格導入する必要があると明記。対象科目として外国語、理科、算数を例示した。

民間人材の採用倍率 47倍に
平井デジタル改革担当相は26日、デジタル庁の民間人採用について、30人程度の募集に1,432人の応募があったと明らかにした。
20~70代の経営者やエンジニアなどからの応募があり、倍率は40倍以上となる。
デジタル庁は9月に500人規模での発足を予定しており、民間人材は今回の採用を含め100人程度とする計画。

雇用影響 若者・女性で深刻
国際労働機関(ILO)は、新型コロナウイルス感染拡大によって、2020年の世界全体の就労時間が前年比8.8%減少したと発表した。
世界で2億5,500万人が仕事を失ったことに相当し、労働所得は3兆7,000億ドル(約383兆円)減少したことになる。
特に若年層や女性への影響が大きく、職を失った人の割合は25歳以上が3.7%だったのに対し、15〜24歳では8.7%、男性3.9%に対し女性は5%だった。
◆ILO 労働市場に関する報告書はこちら(英文)

車窓が動画広告ディスプレイに
車の窓をスクリーンのように活用できる新しいメディアサービスが登場した。
ディスプレイ技術の研究開発を行うLauraが手がける国内初の車窓型動画メディアサービス「CarWindow」は、自動車が停車すると車窓がディスプレイになり、動画が配信されるデジタルサイネージ。
東京都内を中心にタクシー車両への実装を進めており、時間や位置情報に応じた動画コンテンツを複数車両へ一斉配信できる状態を目指すとしている。

最もDLされたアプリは?
米調査会社アップアニーによると、2020年に日本国内で最もダウンロードされたスマートフォンアプリ(ゲームを除く)は、新型コロナ感染者と濃厚接触した可能性を通知する「COCOA」だった。
「ZOOM」(2位)や「UberEATS」(9位)も初めてトップ10に入った。
月間アクティブユーザー数では「LINE」がトップで、「Twitter」「Instagram」が続いた。
また、1人あたりの1日の平均モバイル利用時間は3.7時間で、2019年から12%増加した。

義理じゃないブラックサンダー
有楽製菓は、3,500円(税抜)のブラックサンダーを発売した。
特設サイトで販売中のバレンタイン限定商品「至高の超生ブラックサンダー」は、香り豊かなカカオ感に北海道産生クリームを使用したミルクタイプと、シャンパンの香りとフランボワーズの酸味がアクセントのホワイトタイプの2本入り。
ブラックサンダーならではのザクザク食感と生チョコレートの究極のバランスを実現したという。
同社は、「バレンタインでの義理チョコ文化を煽りすぎてしまったことを反省し、バレンタインをもっと自由に楽しめるイベントにしたいという思いから、これまでの常識にとわられないバレンタインを目指した」と説明している。
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