パンドラの箱~禁じられた一手~ Vol.7

「彼の顔が近づいてきたとき、思わず…」婚活中の女が、年収3,000万の開業医を拒んだ理由とは

―絶対に、してはならない。

禁じられるほどしたくなるのが人間の性。それを犯した人間に、待ち受けているものとは…?

▶前回:青山に1人暮らしで、家賃32万…?尾行して発覚した、彼女が男に隠していたコト


―“婚活“。

この言葉に、自分がこんなにも苦しめられるなんて思ってもみなかった。

昔は何のしがらみもなく人を好きになり、そしてそれが恋人となった。

けれど結婚適齢期に差し掛かり、恋人探しを“婚活”として認識してはじめて、東京における婚活市場の熾烈さというものを知った。

今まで、当たり前にデートしてきた、いや、なんならデート相手にすらならなかった冴えない男たちですら、徐々にステータスと経済力を身に着け、市場での価値を高めてきている。

一方の自分は男性を見る目が肥え、求めるものが多くなる一方で、婚活市場における価値は刻一刻と落ちていく。

なんとも皮肉な現実。

そんな現状を知ってしまったからこそ、弘人という男が私にアタックしてきとき、藁にもすがる思いでお付き合いをOKしてしまったのだ。

32歳という若さで、開業医として年収3,000万近くを稼ぎ、身長は180cm。私のキャリア志向にも大いに理解を示してくれる彼は、まさに理想の結婚相手。逃す手はない。

脳内が瞬時にはじき出したその判断に、私は従ったのだが…。

私は、どうしても彼のことを男として好きになれなかった。

けれど、ある日。

彼のスマホに表示された一通のメッセージが、私の、彼を見る目を変えてしまったのだ。彼との結婚を決意するほどに…。

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