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東京バディ Vol.12

親友の結婚相手は、自分の元恋人…。結婚式の友人代表スピーチで、一同が唖然とした理由

「たった一人の親友(バディ)がいれば、他には友達なんていらない」。

そう豪語する男がいた。

互いを信じ合い、揺るぐことのない二人の友情。だが、彼らが好きになったのは、同じ女性だった…。

◆これまでのあらすじ

舞が小暮にプロポーズした。片桐は親友として嬉しいはずなのに、喪失感を否定できず…。

▶前回:男が眠っている間に、メモ帳を見てしまい…。そこで女が知った、彼の衝撃的な計画とは


「まさか舞のほうから、小暮にプロポーズするなんてな…」

首都高、白金の高架下にあるイタリアン『レイマ』。

オレンジ色のライトに包まれたカウンターで、俺はぼそりとつぶやいた。すると舞が反応する。

「プロポーズするのは男で、されるのは女っていう法律があるわけじゃないし。......


この記事へのコメント

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No Name
親しい友人をこのご時勢で結婚式に呼んでおいて、「たくさんの友達なんて必要ない。たったひとりの親友さえいれば。」とスピーチ。参列者の友達に対して喧嘩打ってません?
2020/08/30 06:3999+Comment Icon3
No Name
わー、片桐以外にも招待する友達いたんだ!笑
最後、お互いスピーチ送り合うなんて他の出席者は完全に蚊帳の外だね。珍妙な結婚式だなぁ‥‥
2020/08/30 05:5599+Comment Icon1
No Name
寝起きだからかな、、何故かちびまる子ちゃんの永沢くんと藤木くんで脳内再生される。。
なんかごめんなさい
2020/08/30 05:3597Comment Icon3
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東京バディ

夫婦や恋人でもなく、家族のような血のつながりもない。それでも人が生きていく中で求めるもの—。それは「友情」だ。

「たった一人の親友(バディ)がいれば、他には友達なんていらない」。

そう豪語する男がいた。

互いを信じ合い、揺るぐことのない二人の友情。だが、彼らが好きになったのは、同じ女性だった…。

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