東京バディ Vol.2

「コレってもしかして…」男友達のマンションで発見した1冊の本に、衝撃を受けた理由

夫婦や恋人でもなく、家族のような血のつながりもない。それでも人が生きていく中で求めるもの—。それは「友情」だ。

「たった一人の親友(バディ)がいれば、他には友達なんていらない」。

そう豪語する男がいた。

互いを信じ合い、揺るぐことのない二人の友情。だが、彼らが好きになったのは、同じ女性だった…。

◆これまでのあらすじ

「僕」こと小暮喜八はエリート商社マン。就職活動で知り合った親友・片桐とは、キャラクターが正反対だが、10年来の親友だ。

そんな二人がひそかに恋焦がれていた女性・舞が、結婚するという知らせが届くが…。


「毎日、カレーライス食べてますね」

そう指摘されるまで、僕は気づかなかった。だがたしかに、あれから毎日、昼は社食でカレーライスを食べている。

「喜八さんは食通だと思ってたのに、意外です」

3つ下の後輩・瀬野汐里が、そう言って微笑みかける。

彼女は同じ部署のメン......


この記事へのコメント

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No Name
この二人、面白い😆
いっそのこと、二人で付き合っちゃえば良いのに🤣
2020/06/28 05:4599+返信1件
No Name
毎日カレーライスが舞の結婚のせいっていうのがよく意味を読み取れなかった(笑)
2020/06/28 05:2755返信3件
No Name
片桐くん、何ていい人なの!
舞も好きになりそう。
2020/06/28 05:3245
もっと見る ( 33 件 )

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