2020.07.26
東京バディ Vol.6夫婦や恋人でもなく、家族のような血のつながりもない。それでも人が生きていく中で求めるもの—。それは「友情」だ。
「たった一人の親友(バディ)がいれば、他には友達なんていらない」。
そう豪語する男がいた。
互いを信じ合い、揺るぐことのない二人の友情。だが、彼らが好きになったのは、同じ女性だった…。
◆これまでのあらすじ
「僕」こと小暮喜八は、親友・片桐とは10年来の仲だ。
二人がひそかに想いを寄せる女性・舞に、婚約者の笠原を紹介してもらうが、その夜、舞は小暮の家に泊まる。そして笠原からは「実は舞さんと別れようと思ってる」と告げられ…。
「舞さんと出会ったのは、彼女がウチの会社の就職面接に来たときです」
店の個室で、僕と笠原は向かい合って座っていた。
テーブルには、2杯のビール。乾杯はしたものの、次にグラスに口をつけるのを躊躇してしまうほど、空気は張りつめていた。
順を追って説明する。笠原はそう前置......
読むことができます
・トイレに立った際の舞と笠原の口論の内容
・舞は小暮が好きだと笠原が思う理由
の2点に尽きるんだけど、どちらもはしょわれてる~
【東京バディ】の記事一覧
2020.08.30
Vol.12
親友の結婚相手は、自分の元恋人…。結婚式の友人代表スピーチで、一同が唖然とした理由
2020.08.29
Vol.11
恋か友情か…。男女の奇妙な三角関係の行く末は?「東京バディ」全話総集編
2020.08.23
Vol.10
男が眠っている間に、メモ帳を見てしまい…。そこで女が知った、彼の衝撃的な計画とは
2020.08.16
Vol.9
「こういう気持ち悪い関係、もう終わりにしたい」10年来の男友達から、突き放された瞬間
2020.08.09
Vol.8
友達だった2人が“男と女”のデートをしたら…。男が「やっぱり彼女とは無理」と思った理由
2020.08.02
Vol.7
「婚約中の男に、何度も試されて…」女が彼とは結婚できないと悟った、本当の理由とは
2020.07.12
Vol.4
朝起きたら、何故か隣に女が・・・。食事会の翌日、男が青ざめた理由
2020.07.05
Vol.3
「私が結婚する男って、実は…」美女が明かす婚約者の素性に、男たちが凍りついた理由
2020.06.28
Vol.2
「コレってもしかして…」男友達のマンションで発見した1冊の本に、衝撃を受けた理由
2020.06.21
Vol.1
東京バディ:互いを「親友」と呼び合う2人の商社マン。だが好きになったのは同じ女だった…
おすすめ記事
2020.07.19
東京バディ Vol.5
「酔ったはずみで、彼女を・・・?」結婚前の女が、他の男の家で朝をむかえたワケ
2018.07.17
恋と友情のあいだで 〜里奈 Ver.〜
「年収1,000万の商社マンとは、住む世界が違う」。裕福な経営者妻の、僭越と嫉妬
2018.02.28
ミナミちゃんの恋人
「下町VS山手」の格差。ハンサムな恋人が抱える、知られざる過去の闇
2021.08.07
婚活アポ~27歳ワセ女の場合~
「まさか…?」アプリで出会った人とアポ30分前。銀座で女が衝撃を受けた出来事とは
2020.05.27
結婚のキメテ
彼女と結婚するつもりはなかったのに。一度別れた男に、復縁して1ヶ月で結婚を決めさせた出来事
2019.03.29
東京コンプレックス
東京コンプレックス:結婚できない女が、煮え切らぬ彼氏のプロポーズを引き出した意外な方法とは
2015.08.31
「ふたりのニコライ」―作家・柴崎竜人の恋愛ストーリー
双子姉妹に征服された夜 「ふたりのニコライ」第一話
2018.06.16
オトナの恋愛論~宿題編~
誘い文句で勝負は決まる。「今度の土曜、ご飯行こうよ」が女子的にNGな理由が分からぬ男たち
2019.02.02
Who?
芸能界に君臨する「女帝」からの、最初の誘惑。彼女から寵愛を受けていた男の、秘密にしたい過去
2020.12.16
貴女みたいに
貴女みたいに:女の地獄が始まる。キャリアウーマンとコンパニオンの歪んだ格差友情
この記事へのコメント