東京バディ Vol.6

「あの夜、そんなことが…」皆で食事していた最中、男と女が水面下でしていたコト

夫婦や恋人でもなく、家族のような血のつながりもない。それでも人が生きていく中で求めるもの—。それは「友情」だ。

「たった一人の親友(バディ)がいれば、他には友達なんていらない」。

そう豪語する男がいた。

互いを信じ合い、揺るぐことのない二人の友情。だが、彼らが好きになったのは、同じ女性だった…。

◆これまでのあらすじ

「僕」こと小暮喜八は、親友・片桐とは10年来の仲だ。

二人がひそかに想いを寄せる女性・舞に、婚約者の笠原を紹介してもらうが、その夜、舞は小暮の家に泊まる。そして笠原からは「実は舞さんと別れようと思ってる」と告げられ…。


「舞さんと出会ったのは、彼女がウチの会社の就職面接に来たときです」

店の個室で、僕と笠原は向かい合って座っていた。

テーブルには、2杯のビール。乾杯はしたものの、次にグラスに口をつけるのを躊躇してしまうほど、空気は張りつめていた。

順を追って説明する。笠原はそう前置......


この記事へのコメント

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No Name
えー!私、今回の話で気になるのって、
・トイレに立った際の舞と笠原の口論の内容
・舞は小暮が好きだと笠原が思う理由
の2点に尽きるんだけど、どちらもはしょわれてる~
2020/07/26 05:2095返信4件
No Name
いやいや、君の思い込みの激しさもなかなかだよ。
2020/07/26 05:2266
No Name
3人で結婚するのかと思ってしまったw
2020/07/26 05:1561返信2件
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