
ギフトに迷ったら“ワイン”という手があった!“泡”好き、甘党、ワイン通まで……相手に合わせたワイン選び教えます。
気の効いた贈り物って、大人ならできるようになりたいもの。ワインジャーナリストの柳 忠之氏に、ギフトに相応しいワインを教えてもらった!
Q.ワインを贈る、大人なギフトって素敵!粋な一本を教えてください。
柳「年が明けたとおもったら、もうバレンタインデーが終わった……早いもんだね。中坊の頃が懐かしいなぁ。下校時、果たしてチョコは入ってるかなって、どきどきしながら下駄箱を開けると……。」
――チョコが溢れ出てきた。
柳「うんにゃ。入っていた試しがない。今もそうだろうけど、中坊の頃ってスポーツが得意なヤツほどもてるわけ。夜になると天体望遠鏡で月面観測してるようなオタクにチョコをくれる女子はいないよね。
当時のバレンタインデーは、女子が意中の男子にチョコを贈って愛を告白する一大イベントだから、クラス中の男子がそわそわしてたな。」
バレンタインデーに贈るのは、チョコレートだけじゃない
――そもそもヨーロッパの聖バレンタインデーは、日本のように女性が男性にチョコを贈る習慣はないんですよね?
柳「そう。フランス人に日本のバレンタインデーの話をするとたいてい驚かれる。諸説あるけれど、バレンタインデーにはチョコレートという日本独自の習慣は、製菓業界が仕掛けたもの。
あちらでは男女ともに愛する人へ贈り物をし、その贈り物もチョコとは決まってなくて、花だったり、ケーキだったり、カードだったりとまちまちだね。」
――ではもちろんワインでも?
柳「いいと思うよ。バレンタインは終わってしまったけれど、ホワイトデーにもぴったりなワインがある。」
――どんなのですか?
柳「その名も「聖なる愛」という意味をもつ「サンタムール」とか、ラベルにハートマークが描かれたボルドーの「シャトー・カロン・セギュール」が......
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