今さら聞けないワインの基礎知識 Vol.31

2020年のワイン始めは、東カレ的2019年ベストワインはいかがですか?


遂に幕を開けた2020年、今年も賢く美味しいワインを選びたいもの。

まずは、昨年のおさらいとして、ワインジャーナリストの柳忠之氏に“2019年・間違いなかった一本”を聞いてみた!

Q.2019年、間違いなかったおすすめワインを教えて!


――昨年もたくさんワイン飲まれたんでしょ?

柳「う〜ん、試飲という意味でいえば1,000種類といったところかな。1,000円未満のチリワインから値付け不能のお宝ワインまでいろいろ味わったよ。」

――さすが! では2019年を振り返っていただいて。ビギナーにもおすすめの一押しデイリーワインはなんでした?

柳「ボッター・カルロの『バルーン・ネロ・ダーヴォラ・オーガニック』。名前のとおり有機栽培のブドウを使ったシチリアの赤ワインで、バランスがとてもよかった。それで1,680円はお値打ち。」

ベスト珍ワインはオランダのオレンジもの


――それくらいの値段なら手が出せそうです! では次に、2019年のベストマリアージュといったら?

柳「近所の寿司屋にオレンジワインを3本持ち込んだ時に試した、北海道のイワシと『デットーリ・ビアンコ』のペアリングはよかったね。サルデーニャのヴェルメンティーノを皮ごと漬け込み発酵させたワイン。

このイワシ、めちゃ脂がのってたんだけど、オレンジワインだからほんのりとタンニン分があって、よい感じで中和してくれる。もちろん、生臭さは無しだしね。」


――お寿司とイタリアワインですか! 柳さんのことだから、いつもフレンチばかりかと。

柳「歳が歳だから、仕事以外のプライベートはもっぱら和食ですよ。」

――では次。2019年一押しの変わり種ワインといったら?

柳「これまたオレンジワインなんだけど『スシ・ネパ・アン・ローズ』。」

――えっ、スシネタ?

柳「いやいやフランス語で「これはバラではありません」という意味のオランダワイン。」

――えっ、オランダですか? あんな寒い国でもワイン造れるんですね。

柳「僕も驚いた。しかもブドウ品種がスーヴィニエ・グリという見たことも聞いたこともない品種。

ちなみにワイン名はローズ(バラ)とロゼをかけ、これはオレンジワインであってロゼではありませんと言いたいんだろうね。ラベルは一瞬バラに見えるけど、じつはタコで。」

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