今さら聞けないワインの基礎知識 Vol.13

幸せホルモン、肥満予防、更には美肌成分まで!?赤ワインを飲めば、もういいことしかない!

5月病を克服できないままに、梅雨シーズンの到来。そんな大人たちも多いであろうこの季節、やはり気分をアゲてくれるのは赤ワインだった!

科学的根拠に基づいた赤ワインの魅力を、ワインジャーナリストの柳忠之さんに聞いてみた!

Q.もう6月も中旬ですが、5月病が治りそうにありません。どうすればよいのでしょうか。


――柳さん、突然ですが……。

柳「どうしたのモリリン(編集担当の守屋)。ひょっとして愛の告白?」

――んなわけないじゃないですか。じつは私、今回をもって東カレを卒業することになりました。

柳「えっ、まじ? 来月からこの連載どうなっちゃうの?」

――ご心配なく、柳さんのご担当は別の者が務めますから。

柳「でも、モリリンがいなくなったら、編集部も寂しくなるね。」

――でしょ、でしょ。でもそれ以上に私も不安なんです。新しい職場でうまくやっていかれるかと……。

柳「慣れるまでは心配だよね。」

――はい。私以外にも環境の変化に不安を抱く…そんな読者さんって多いんじゃないかと。それで、たまたまこんな記事を見つけたんですが……。

柳「どれどれ? え〜っと、幸せホルモン、愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンはストレスを緩和し、他者とのコミュニケーションを円滑にする。そのオキシトシンの効果を高めるのがポリフェノールの一種のレスベラトロールで、赤ワインに多く含まれている……と。」


――はい、柳さんの教えで悪酔いからも解放され、今や毎晩のように赤ワインを飲んでる私ですから、この記事の内容が真実なら心配の必要はまったくないんですけど。

柳「ここに書かれているオキシなんちゃらはともかく、ワインがコミュニケーションの潤滑油になるのは事実。けれど、それは相手も一緒に酌み交わしての話だから、新しい職場に移ったら、まずは同僚や上司を飲みに誘うことだね。」

――それならノープロブレムです。飲みすぎてびっくりされないかが心配なくらい。

レスベラトロールで鬱知らずついでに美白効果も?


柳「それからレスベラトロールというポリフェノールには、ほかにもいろいろな効用があるよ。

――えっ、たとえば?

柳「まず美肌効果。新陳代謝を促し、新しい肌の細胞を理想的な周期で生み出すので、美しい肌が保たれる。」

――まじですか! 最近、肌から潤いがなくなってきたなって悩んでいたんですよ〜。女性には朗報ですね。

柳「それに90年代の赤ワイン健康法でも話題になった抗酸化作用。悪玉コレステロールの酸化を抑制して血管をきれいな状態に保ち、心臓疾患のリスクを減らすってアレだね。それに関連して肥満予防の効果も指摘されているらしい。ほかにも認知症予防や長寿効果の報告もある。」

この記事へのコメント

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No Name
体質的にタンニンに弱いらしく、赤ワインを飲むと翌日頭痛がします。赤ワイン飲む時は赤身のお肉が食べるようにしてるけど。それでもなる時がある。
気をつけなくてもゴクゴク飲める体質に生まれたかったです。。がぶ飲みワイン酒場的な場所とかイタリア旅行をもっと楽しみたい。。

雑談失礼しました。
2018/06/16 09:104
No Name
片頭痛が持病の私は、医者からワイン禁止令がでてます…
2018/06/16 10:354返信1件
丸の内OL
ここ2年くらいワインしか飲まないくらい愛飲家です♪この記事大好き★なので毎週連載してほしいです笑。今晩はピノノアール飲みます♪
2018/06/16 11:003
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