日々を豊かにする世田谷の話題店 Vol.6

外パリッ中フワッ!大人が無性に食べたくなる、絶品・お好み焼きが経堂にあった!

近所のいい店で上質な時間を過ごす。これこそが世田谷流。

広大な世田谷のさまざまなエリアから、新店、人気店だけをピックアップ。今、世田谷をにぎわす話題店を紹介する。

前回の『ダイタリア』に続く6軒目がこちら。


素敵な大人たちを魅了するソースの香り
『八昌』@経堂

気楽な空気感が心地よい経堂の商店街に、評判の高いお好み焼き店『八昌』がある。

店主である坂本圭三さんは、広島の名店『薬研堀 八昌』の本店で修業し、東京で店を開いた。飾り気のない店だが、美しく磨かれた鉄板に、坂本さんのお好み焼きへの美学が垣間見える。

「お好み焼き 肉玉そば入り」¥900


お好み焼きはとにかくクリスピー。生地を広げるところから、20分かけて丁寧に焼き上げるお好み焼き。中はふっくら、麺と生地はカリッと仕上がる。

具材の麺は、カリッと香ばしく焼くことにある。焼き上がりは生地と具が見事に一体化し、食べれば軽やかだ。

卵は半熟で、切り分けると黄身がとろりと流れる

広島の名店が使うお好み焼き専用麺。創業以来の手作り製法で、鉄板で焼くことで旨みが増す

ゼラチン質の牛のアキレス腱を柔らかくなるまで煮込んだ、名物「スジポン」¥500。さっぱりとポン酢で和えている


また、トロトロのスジポン、冬季限定のかきバター焼きなど、おつまみも一切の手抜きなし。

「かきのバター焼き」¥980

こんがりとバターをまとわせた牡蛎が香ばしく、お酒がすすむ。

商店街のビルの2階という目立たない場所だが、「東京にも広島の味がある」という文字が浮き立つ


そして、ここは昔からグルメなアパレル関係者の間で有名で、彼らが、店の雰囲気作りに一役買っているのかもしれない。

◆そんな『八昌』の大人な客層

カウンターは会社帰りにひとりで食事に来る人も多い。

友人同士でカジュアルに楽しむ食事や近所の住宅街のファミリーにも人気。

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