2015.03.22
小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.3760円の至福!ザ・昭和な太焼きそば&大餃子×2
昭和の味をそのまま。老舗中華の、中華麺&餃子ランチ
今回ご紹介するのは、昭和25年ごろに開業した、老舗の中華屋『中華 珍満』。賑わうアメ横近くの雑居ビルの路地裏に、ひと際目立つ赤い看板『珍満』の2文字。この店ではどんな食べ方が通っぽいですか?
「見た目はアレなんですが(笑)、味は本格的。具だくさんなうどんのようなやきそばをつまみに飲んでもいいし、何と言っても餃子が最高。何個でもいけるし、僕はいつも〝よく焼きで!〟ってオーダー。こなれた感じを出せば常連の仲間入りできますよ」
古きよき昭和の味が、御徒町の雑踏によく似合う。
様々な料理に使われる、鶏ガラ、豚骨、玉ねぎ、ねぎなどをじっくり煮込んだ自家製スープは毎日、一から作るこだわりよう。人気の餃子はすべて手作り。大きい鉄なべを使用し水で蒸し、スープを入れて丁寧に焼く。創業当初から変わらないシンプルで飽きのこない味わいが楽しめる。
雄飛さんがお気に入りの理由は?
「昔たまたま見つけて、お客さんの出入りが途絶えないので人気店に違いないな!って入ったんですけど、正解。こういう活気に満ち溢れた食堂っぽい雰囲気の懐かしいラーメン屋さんが大好きで。場所柄、客層もバラバラでとにかく楽しい。中華鍋の炒める音や、気取らない下町感がとてもいい。パワフルな店だから元気がもらえます」
たしかに、取材中も人の出入りが止まず、料理人の手が休まることはなかった。こういう店を押さえておく、それが食通の証だ。
■プロフィール
こみやま ゆうひ 1973 年、東京生まれ原宿育ち。ホフディランのVo & Key。ミュージシャン活動に留まらず、空間プローデュースや連載も多数。幼少から培った絶対舌感を持つ、グルメ番長。食の情報番組CS「小宮山雄飛のTHE FOODIES」好評オンエア中。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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