日常を豊かにする店 Vol.11

カフェのようにみえて本格的!白金台のビストロは驚くほどの常習性があった!

予約の取れないハイエンドなレストランばかりを追うことに疲れたという声もちらほら聞こえ始めた昨今。

その声に反応するかのように、リーズナブルな良店が増えてきた。

価格とクオリティを両立したレストランに通えば日常がより豊かになっていくはずだ!

広い店内は手前にはテーブル席が並び、奥にはバーカウンターがあり、テラス席も用意。WiFiもあるのでデスクワークにも重宝する空間だ。恵比寿のバー『トレンチ』に無国籍料理に合わせたカクテルを作ってもらっており、2軒目のバー使いとしてもおすすめ。また中央にはステージがあり、2ケ月に1回ライブが行われている


フレンチベースの多国籍料理が味わえる
『LIKE』

白金台のプラチナ通り沿いに建つビルの3Fに昨年の春オープンした『LIKE』は、新たなスタイルの多国籍料理店だ。店を作ったのは渋谷の『ビストロ ロジウラ』や『PATH』など人気店を手がける原 太一シェフ。

そのため、メニューには直球なアジア料理とフレンチのフィルターを通した一品が混在し、最初にフレンチ仕込みのパテをあてに飲み始め、豚肉餃子に進み、最後に担々麺で〆るなんて流れもあり。

ナツメ、クコの実、リュウガンなどの漢方が入り、香り豊かな担々麺。食後でも食べやすいように、スープを飲んだあとにさっぱりするよう鶏ガラのバランスをとっている


京都の七谷地鶏の出汁に漢方を多種入れたスープは、複雑な香りを放ちつつ、味は濃厚だが飲み心地は軽やか。自家製辣油の刺激もいいアクセントで、この担々麺目当てのリピーターも多い。

また、日常通ってしまう理由はなんといっても居心地のよさにある。通し営業で席もゆったりしてるのでカフェタイムには打ち合わせやデスクワークの利用も多く、お腹がすいたらそのままディナーといった使い方も。


「永見放豚の水餃子」は豚の肉質や味わい自体をいかしたシンプルな餃子。富山県永市で放牧飼育されている豚は、よく運動しているため筋肉質で噛むごとに味わいが出てくる。

茹でた餃子にはヴィネガーと中国の醤油によるネギソース、または千葉県産ピーナッツで作るナッツソースのいずれかをかける(オーダー時に選択)¥980。


蒸した金目鯛に、金目鯛の出汁を合わせたソースをかけ、スープと魚をいっしょに食べるイメージで仕上げている。付け合わせは台湾キヌア。¥1,000。


美味しい食事がとれるリビングのような感覚で、働く大人の格好のサードプレイスとなっているのだ。

気になる方は是非、足を運んでみていただきたい。

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