1/3のイノセンス ~友達の恋人~ Vol.7

親友の彼氏から不意打ちのキス…!その瞬間、女が無意識にとった裏切りの行動とは

特別だと思っていたのは、私だけだったの−?

広告代理店でコピーライターをしている橋本杏(24歳)は、同期の沢口敦史(24歳)に淡い恋心を抱いている。

“友達以上”の態度をとる敦史に期待してしまう杏。

しかし学生時代からの親友・優香と敦史を引き合わせてしまったことから関係が一変。

強がることしかできない杏をよそに付き合い始めた二人

だが優香はその裏で既婚者・入江との関係を清算しきれておらず、彼に誘われるままホテルで再会

さらには敦史とのデート中に入江と電話で会う約束をし、修羅場を迎えてしまう。


別の男とデートをしてみても…


「そういえば、この前も敦史がね…」

そう声に出してしまった後で、私はハッと我に返り口を噤んだ。

−しまった。私ってば、さっきから敦史の話ばっかりしてる…。

健一と約束をしていた、とあるカメラマンの個展を見た帰り。

小腹が空いたので、私の自宅近くで食事しようという話になり恵比寿の『バンデルオーラ』に立ち寄った。

最初はお互い、好きに個展の感想を言い合っていたはず…そこからどうやって話題が変わってしまったのか。

優しい健一が終始穏やかに話を聞いてくれるものだから、いつのまにか私が一方的に話し、しかもずっと敦史の話題ばかりをもち出している。

自分の無神経さを恥じ、私は気まずさから黙り込んでしまう。

すると健一がそんな私をフォローするように言葉を続けた。

「…橋本って、やっぱり敦史のことが好きなんだな」

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