外銀女子 Vol.2

外銀女子:“勝ち組”が、勝ち続ける理由。一般庶民は知る由もないセレブ社交の実態

「“生まれつき勝ち組”だなんて胡座をかいていられるのは、今だけよ」

そう言って不敵な笑みを浮かべるのは、誰もが認める努力の女・佐藤直子(27歳)。

直子は地方の下流家庭出身で、猛勉強の末に東大合格。卒業後は外資系証券会社に入社し、独力でアッパー層に仲間入りした「外銀女子」である。

しかし直子の前に、“生まれながらの勝ち組”・あゆみが現れる。

東京で最後に笑うのは恵まれた女?...それとも、努力の女?


『フレンチキッチン』の階段を早足で駆け上がりながら、直子は今までに交わしたDavidとのやり取りを振り返る。

Davidが直子のクライアントであるPファンドに転職してきたのはつい最近だ。以前、彼にIR取材を仲介したことはあったが、これまであまり個人的な話をする機会は無かった。 ......


この記事へのコメント

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No Name
ああ、あゆみは全然悪くないって、わかっちゃいるのね。そうそう、そもそも世の中は不公平。そこに目をつぶって平等思想で育てられるから、現実に当たったときに動揺するのよね。いっそ差別前提の江戸の庶民の方がリアリストだったんじゃないかしらん。
2018/08/08 05:2899+
No Name
こーゆうお嬢様育ちも上手く利用してのし上がっていけばいいのにね。嫉妬よりも利用価値を考えて骨の髄まで使ってあげたら利益になるよっっ
2018/08/08 05:5499+返信2件
No Name
直子、負けず嫌いすぎだとは思うけど、実直で好感持てます。自分が努力して手に入れようとしてるものを、何の気なしにに横でスルリと手に入れられてたら、自分勝手でも苦々しい気持ちになるのもわかる。その気持ちを、本人への攻撃ではなく、汗で流して発散しようとしてるから思考も健康的ではないですか?
2018/08/08 06:2199+返信3件
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