ノリオとジュリエット Vol.6

「ガツガツしてて、怖い」京都のご令嬢が、他県出身の庶民女を嫌う理由

ゲーム機器メーカーの京都本社に勤める一ツ橋紀夫(ひとつばし・のりお)は正真正銘の庶民。

“普通”で平凡な日々を送る紀夫だったが、食事会でどこか謎に包まれた美女・萬田樹里(まんだ・じゅり)と出会う

ドライブに出かけたふたりは急速に距離を縮めるが「家まで送る」という紀夫を、樹里は頑なに拒否。

脈ナシだと落ち込む紀夫だったが、樹里から再びデートの誘いが。しかも樹里から大胆なアプローチを受け、紀夫の部屋で一夜を過ごす

しかし翌朝、ふたり一緒に出かけたカフェで、紀夫が3年前に別れた元カノ・一二三薫とばったり再会。

樹里に対する紀夫の好意に気づいた薫は、「彼女はやめた方がいい」と忠告するのだった。


金曜の夜。

暑気払いをしよう、と集まった『フォーチュンガーデン京都』のルーフトップ。

心地よく頬を撫でる夜風は、昼間のうだるような暑さを打ち消すようだ。

はしゃぐ同期たちからひっそり離れ、紀夫はソファ席でぼんやりと空を仰ぐ。すると不意に、夏子に真上から顔を覗かれた。......


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