今さら聞けないワインの基礎知識 Vol.14

港区おじさん同士のマウンティングはワインで決まる!彼らとワインの関係とは?

一度は足を運んでみたい高級店や、知る人ぞ知る紹介制の店。そんな場所でとっておきの体験をさせてくれるのが、港区おじさん的人々だ。様々なタイプがいる彼らの、唯一の共通項は“ワインに詳しい”ところだ。

そこで、ワインジャーナリストの柳忠之氏に、港区おじさんとワインの関係性を聞いてみた!

Q.港区おじさんのような大人たちは、揃ってワインにこだわります。どうしてなのでしょうか?


――柳さん、今回から編集を担当させていただく嵩倉です。クラリンと呼んでくださいね(うふっ♡)。

柳「おっ、よろしく!クラリン。」

――早速ですが、柳さん。先日、友人を連れて西麻布のワインバーで飲んでたら、隣のおじさまがぶつぶつと何やら呪文を唱えてまして……。

柳「あれ?この展開、1年前にもあったような。まっ、いいか。それで、その港区おじさんは何て言ってたか覚えてる?」

――スリがどうしたとか、50万がなんたらとか。

柳「その港区おじさん、シャンパン飲んでたでしょ。

――えっ、はい、その通りです。どうしてわかったんですか?

柳「スリはシュール・リーのことで、ワインが澱と一緒にある状態。ゴジュウマンは澱抜きを意味するデゴルジュマンだと思う。どちらもシャンパンでよく使われる用語だ。それでクラリンはどん引きしちゃった?」

――いえ、ワインを語れる男性ってかっこいいなと思いました。

柳「そこがモリリンと大きく違うな。探究心があってとてもよろしい」

超高級ワインとは現代の曜変天目茶碗なり


――ところで港区っぽいおじさまにはワイン通が多い気がしますけど、何か理由があるんですか?


柳「う〜ん、考えてみれば、景気の良い企業の経営者にはワイン通と言われる人が多いよね。それからそうした人たちが好むワインって、ボルドーの五大シャトーやブルゴーニュならDRC(ロマネ・コンティの生産者)など頂点に君臨する逸品。

これらのワインは今や投機対象になってるくらいだから、港区おじさんにはステータスのひとつなんだと思う。」

――こんなすごいワインを飲める身分になれました、ということですか?

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