東京パワースポット物語 Vol.4

リーマンショックでクビになった男の雪辱。元外資金融エリートの、“出世”への執念とは

富と名誉を手にし、ほしいままに動かす「成功者」たち。
きっと皆、その座を掴むために血のにじむような努力をしているのだろう。

でも、頑張るだけじゃ成功できない。

―運も実力のうち。

成功者たちのほとんどが、努力と同じぐらい「運」を重視して、自分だけの特別なパワースポットやラッキーアイテムを持っているという。

これまで、パワハラで夢破れた商社ウーマンを人気料理家へと転身させた金運アップの泉や、傷つくことを恐れる臆病な女を解放し、セレブ婚へと導いた不思議な指輪を紹介した。今回は?


話題のフィンテックベンチャーの創業者、慶介(37歳)の場合


『新亜飯店』で夕食を共にした慶介は、アツアツの小籠包を箸で器用につまんで蓮華に乗せては、ふぅふぅと息を吹きかけて口に運んでいる。

身長は170センチ弱ぐらいだろうか。ほどよく鍛えられた肉体はしなやかだ。

シンプルなチェックのシャツにデニムのパンツを合わせ、左腕にはアップル......


この記事へのコメント

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No Name
いくら尽くしてもいざとなったら会社は自分を切り捨てて平気、という体験をしてたら、一歩引いた目で会社を見るし、引いた分まわりが見えるよね。うまくいってよかった。
2018/07/09 05:3799返信2件
No Name
商社が可哀想。笑

駐在させたがために本来の目的も果たされないまま起業を理由に退職されて、何の感謝もされてないなんて。
2018/07/09 05:2548返信2件
No Name
運を味方につける力とはこういうことを言うのだなと感じました。素晴らしい!
2018/07/09 05:5448返信1件
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