神戸嬢戦争 Vol.4

狭い神戸コミュニティでまともな恋愛なんて不可能?神戸嬢の淡い恋心をぶち壊した、卑劣な罠

アラサーの神戸嬢を語るには欠かせないある“時代”が、神戸にはあった。

2000年代初期、今なお語り継がれる関西の「読者モデル全盛期」だ。

それは甲南女子大学・神戸女学院大学・松蔭女子学院のいずれかに在籍する、容姿端麗な神戸嬢たちが作り上げた黄金時代である。

しかし時を経て読モブームは下火となり、“神戸嬢”という言葉も、もはや死語となりつつある。

高校時代から神戸嬢に憧れていた姫路出身の寛子。神戸女学院大学の入学式で読者モデルにスカウトされ、華々しく“神戸嬢デビュー”を果たす。

その後大学の友人・由美子に誘われ、カリスマ読者モデル・菜々子がプロデュースするブランドでのアルバイトが決まり、理想の神戸嬢ライフを手に入れた。

そして”神戸嬢”としてのさらなる高みを目指すために、甲南ラグビー部との食事会に行くことになったが…?


あっという間に、“勝負の日”は来た。

利恵がセッティングしてくれた甲南ラグビー部との食事会、寛子にとっては初めての「コンパ」である。

利恵は今日も、ばっちりキメている。胸元にはカルティエのラブネックレスと腕にはお揃いのラブブレス。アンサンブルのカーディガンとノースリーブの......


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