今さら聞けないワインの基礎知識 Vol.10

過去10年で輸入量が約2倍に!スパークリングワイン市場で、一体何が起きている?

スパークリングワインの輸入量が、過去10年で爆発的に増加しているらしい。

この期間に泡市場では一体何が起きたのか。編集部がワインジャーナリストの柳 忠之さんに聞いてみた!

Q.スパークリングワインが
日本で人気を集めるようになったのは、なぜ?


柳「ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」

――このコラムで初めてですね。柳さんからの質問は。

柳「突然だけど、君(女性担当編集)が好きなワインってなに?」

――高価なワインです。もちろん、自分の払いじゃなくて人に飲ませてもらうことが絶対条件。

柳「ガクッ。で、まじでなに?」

――それはやっぱりシャンパンに代表される泡もの、スパークリングワインに決まってるじゃないですか。


柳「期待どおりの回答をありがとう。じつは昨年の通関実績を調べていてわかったのだけど、スティルワイン、つまり泡の出ないふつうのワインの輸入量が少し減ったのに、スパークリングワインは伸びてるんだな。」

――それはそうでしょ。ワインをあまり知らない女子も、スパークリングワインなら喜ん......


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