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注文の多い女たち Vol.13

もう普通の恋愛はできない?何かしらワケ有りな、32歳注文の多い女たちの恋愛事情

「最近、良い出会いがない」

未婚・美人の女性に限って、口を揃えて言う言葉である。

しかしよくよく話を聞いてみると、その言葉の真意はこうだ。

「理想通りの、素敵な男性がいない」

フリーランスでバイヤーをしている亜希(32)は、“ふさわしい人”を探して迷走中。

メガバンク勤務の宮田賢治とデートをするも、「海外志向がない」という一点だけで幻滅。しかし別の女性と仲睦まじく歩く姿を目撃し、嫉妬心から賢治が気になってしまう。

賢治からのストレートな告白に浮かれた亜希は賢治と一夜を過ごすも、「ときめきが足りない」などと不満を漏らしていたある日、賢治と連絡がとれなくなり、亜希はある疑惑に苛まれる。


繋がらない電話


プルルル….

2回、3回、4回… 10回まで粘って、亜希は電話を切った。

「なんで出ないのよ…」

賢治は、「今日は家にいる」と言っていた。それなのにどういうわけか、LINEも一向に既読にならない。

−あの、可愛い彼女と会っているのかもしれない。

追い払っ......


この記事へのコメント

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No Name
その後が知りたいけど…
30過ぎて、付き合う時点で結婚願望が薄い人とスタートするのはすごいリスクな気がする。
2017/10/24 07:1488
ぽぅ
終わった?!モヤモヤが半端ない。
別れる予感しかない。、
2017/10/24 09:3665
No Name
妥協点を見出す中に生まれる?
そんなのやだなー(笑)
とりあえず宮田は遊びだよー逃げ道作ってから付き合うあたりが常習犯ぽい!
2017/10/24 07:2364
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注文の多い女たち

「最近、良い出会いがない」

未婚・美人の女性に限って、口を揃えて言う言葉である。

しかしよくよく話を聞いてみると、その真意はこうだ。

「理想通りの、素敵な男性がいない」

経験値が高いゆえに、自分のことは棚に上げて「あれはダメ」「そこがイヤ」と、男性に注文ばかりをつける女たち。

これはそんな自らの首を絞めている、全東京ガールに捧げる物語である。

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