由香の秘密 Vol.11

由香の秘密 最終回:女の幸せは男で決まる?「東京タラレバ娘」の不幸は、他人事ではない

私の人生は、ドラマなしには語れない。

常にドラマチックな人生を送り、周囲をゴシップで沸かせてきた由香

32歳バツイチにも関わらず、童顔の可愛い顔と自由奔放な振る舞いで、「モテ女」や「悪女」の異名を欲しいままにしている。

港区の男たちを手玉に取るのも、朝飯前。

「SATCみたいに、都会のお洒落や仕事を楽しみたい。素敵なメンズと、劇的に恋に落ちたい」

そんな戯言を口にする由香の秘密は、常にドラマの中にある。


女心は海よりも深く、秋の空よりも気まぐれで、そして単純だ


「もう、結婚は懲り懲りだ」

あれほど一人の男に縛られることに嫌気がさし、自由を満喫していたにも関わらず、目下の私の意識は「再婚」に向いていた。

所詮、凡庸に毛が生えた私のような女が最後に頼るのは、やっぱり男という存在なのだろうか。

女心は海よりも深く、秋の空よりも気まぐれで、そして単純だ。

束縛されれば自由を欲し、寂しくなれば重たい愛情が恋しくなる。仕事に飽きたら、幸せな家庭を作らなかったことを後悔するし、子育てに疲弊すれば、キャリアを築いた女に嫉妬する。

結局女とは、無い物ねだりを辞められない、「タラレバ」な生き物なのだ。

解決策があるとすれば、そんな自分のワガママな心を、面白がって楽観視することだろうか。まともに向き合っていたら、とても身が持たないから。

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