東洋経済・東京鉄道事情 Vol.41

関東人が戸惑う「関西あるあるの鉄道お作法」!年末年始、関西にお出かけの方は要注意!

大阪を代表する路線のひとつ、大阪環状線に近く登場する新型車両。環状線とはいっても東京の山手線とは違う部分がいくつもある(撮影:尾形文繁)

普段東京に暮らしていると、時折出張や旅行で関西に行った際に何かと戸惑うことが多い。食文化や街中を飛び交う関西弁(当たり前だが)などもそうだが、意外と困ってしまうのが“鉄道の違い”ではないだろうか。東京も大阪も同じような大都市なので、東京で普段使っている感覚のまま鉄道を利用しようとすると、思わぬ“東西の違い”でドツボにハマる……なんてこともある。

というわけで、関東在住の人が戸惑ってしまう関西ならではの鉄道の特徴7選を紹介しよう。車両が関西のほうが個性的……などもあるのだが、それらは専門家に譲るとして、ここでは実際に利用するにあたって関東人がぶち当たる“関西の鉄道のカベ”にスポットをあてることにする。



東洋経済オンライン

出張で新大阪に着いたらまずここに注意!

1)エスカレーター、左を空ける?右を空ける?

これはあまりにも有名なのでここで改めて説明する必要もないかもしれないし、そもそも鉄道だけの話でもない。が、一応説明しておくと、関東地方ではエスカレーターを歩く人のために右側を空けるのが一般的。一方、関西では左側を空けるのが一般的だ。

新幹線で新大阪駅に着くと、いきなり変わっているので戸惑う人は多いだろう。ちなみに、大阪市内では概ね“左空け”で通じるが、お隣の京都に行くと意外とバラバラ。よその地方から来た観光客が右側を空けた状態でエスカレーターに乗っていると、後ろの人もそれに合わせて……ということなのだろうか。観光都市ならではの光景と言えるだろう。

なお、本来はエスカレーターを歩くのはNG。安全に支障をきたすこともあるので、関東でも関西でも急ぐ人は階段を使いましょう。

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