エビージョ! Vol.11

結婚は本当に永遠の就職先なのか?遂に本物のルブタンを手に入れたエビージョの行く末

そのブランド力に惹かれ、多少背伸びをしてでもセルフ・ブランディングのために恵比寿に住む女性がいる。

恵比寿に生息する恵比寿女子、通称、“エビージョ”。

一見華やかに見える彼女たちには、窺い知れない裏の顔がある。

そんな典型的なエビージョであるマナミは、年収1,000万円のテレビマン・裕太を巡り、目黒女子・早希と戦うことに。しかし結局裕太に遊ばれていたことが分かりショックを受ける。そんな中、レストランで偶然居合わせ、全く興味のなかった経営者・俊明の経済力を知り...


港区女子のハイスペ男への嗅覚


「ほら、大当たり。私の目に狂いはなかったね。」

楓が誇らしげに言ってくる。港区女子のお金持ちレーダーは凄いと思う。そこは素直に脱帽だ。自分だったら見過ごしているような適当な人でさえも、お金持ちの人だと港区女子は何故か見落とさない。

「楓さん、本当に鼻が利きますね...」

「経験値が違うからね、何か直感が働くんだよね〜。」

“ただのお喋り好きな変な奴”と思っていた俊明が、優良株だったのには驚きだ。(彼の経済力を知って以来、急に態度を変えて丁寧に扱っている。)

「で、どうするの、マナミちゃん。とりあえず付き合っとけば?」

顔も嫌いだし、よく話す性格も嫌いだ。でも、彼の持っているステータスは大好きだ。ここは自分の幸せな将来のために飛び込むしかないだろう。

「そうだね、そろそろ頑張るのにも疲れたしなぁ...」

良い暮らしと楽な生活。俊明と付き合えば家賃を払う必要もなく、そして買いたい物を我慢する必要もなくなる。ようやく、自分の価値に見合う人の出会えたのだ。

何より、心の中で“これで楓に勝てる”と思った。

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