エビージョ! Vol.8

二歩下がれる女が勝てる?アラサー・エビージョは男の一言に歓喜し、信じ、そして傷つく

そのブランド力に惹かれ、多少背伸びをしてでもセルフ・ブランディングのために恵比寿に住む女性がいる。

恵比寿に生息する恵比寿女子、通称、“エビージョ”。

一見華やかに見える彼女たちには、窺い知れない裏の顔がある。

そんな典型的なエビージョであるマナミは、年収1,000万円のテレビマン・裕太でも何か違うと思っていた。しかしそんな中、港区女子・楓と共に現れた目黒女子・早希。早希と裕太の関係に焦るマナミは先手を打とうと、裕太と関係を持つが...


アラサー女子はその優しさに傷つき、そして迷う


「え、早希ちゃん、今何て言った...?」

裕太と一夜を共にし、何となく良い感じだと思っていた。でも、目の前にいる早希からは耳を疑うような発言が飛び出してきた。

「あれ?マナミちゃん、裕太さんから何も聞いてない?なんかね、私のこと凄く気に入ってくれたみたいで...まだ直接好きとは言われてないんだけど、付き合っても良いかなーって思ってるんだ。」

どんどん早希の声が遠ざかっていく。目黒女子・早希が怖いのか、裕太が女好きの最低な奴なのか...目の前が真っ暗になる。今、自分が置かれている状況が飲め込めない。

「そ、そうなんだ。裕太によろしくね。」

それしか言えなかった。

女なんて、単純だ。特に寂しいアラサー女子は、少しでも優しくされたり、一歩踏み込んだ関係になると、自分は大切にされている、特別な関係になった。と思ってしまう。


しかし、男から見た事実は違うらしい。


街行く男性が、全員嫌な奴に見えるくらい、何とも言えない気分で『コスメキッチン』を後にした。

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