エビージョ! Vol.7

エビージョ!:結局一番使えるのは9cmピンヒールより太ヒール。結婚とは妥協の産物か?

そのブランド力に惹かれ、多少背伸びをしてでもセルフ・ブランディングのために恵比寿に住む女性がいる。

恵比寿に生息する恵比寿女子、通称、“エビージョ”。

一見華やかに見える彼女たちには、窺い知れない裏の顔がある。

そんな典型的なエビージョであるマナミは、年収1,000万円のテレビマン・裕太でも何か違うと思っていた。しかしそんな中、港区女子・楓と共に現れた目黒女子・早希。早希と裕太の関係進展に焦るマナミは...


たくさん洋服はあるのに着る洋服が見つからない


月曜日、出社する足取りが重かった。

恵比寿駅に向かう道がいつもの倍くらいの距離に感じる。化粧ノリも良くない。洋服はクローゼット一杯に詰まっているのに、着ていく洋服がない。

「何でこんなに洋服があるのに、着る洋服がないんだろう...これじゃ男選びと一緒じゃん。」

毎朝クローゼットの前で格闘しているが、結局着る洋服はいつも決まっている。タグが付いたままの、一度も着ていない洋服もある。なのに、また別の新しい洋服を買いたくなる。

靴もそうだ。華奢なピンヒールに憧れて少し無理をして購入しても、結局愛用するは歩きやすい太めのヒールばかり。会社まで9cmのピンヒールで往復するのは辛いし、丸一日仕事はできない。

今朝も、ZARAで見つけた太ヒールのショートブーツを選んだ。それなのに、今朝はピンヒールで歩いているかのように足が痛い。

原因は分かっていた。

あの夜の、裕太との一件が原因だった。

【エビージョ!】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ