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  • 野心のゆくえ Vol.3

    野心のゆくえ:失敗を糧にできるかの分かれ道。10年後を見据え、33歳が今やるべきこととは

    ちょっと冴えない男が、いくつかの出来事をきっかけに、劇的な変貌を遂げることがある。
    それは東京ドリームと言っていいほどの、鮮やかなサクセスストーリー。
    この物語の主人公は、まさにそんな男。
    ポジティブで野心家、人生を楽しむ事をモットーにしている男の、成功までの約10年にわたる物語である。

    第1話:同期と比べて壁にぶち当たる27歳男。尊敬する先輩の一言に心えぐられた夜
    第2話:会社員に限界を感じ、起業を果たした30歳。順調に業績を伸ばすも、1年後は……?


    33歳:再起を懸けて、新たな道を模索する


    翼は、MBA留学を間近に控えて希望に胸を膨らませていた。

    起業した会社を終わらせた後、砂田に誘われるまま外資系コンサルティング会社に入った。当時の翼は付き合っていた優香にもフラれ、失意のどん底にいた。だが、拾ってくれた砂田を失望させないため、そして何より自分のため、とにかく仕事に没頭した。

    砂田に「次のチャンスを狙え」と言われた通り、翼は2度目の起業を目論んでいたのだ。一度の失敗で、この世の終わりとばかりに落ち込んだ翼だったが、今では自分の弱点を冷静に分析し「次こそは必ず成功させる」と強い野心を胸に秘めていた。

    入社した外資系企業では、同僚たちが派手に遊んでいる姿を横目で見ながら、新たな道の模索を続けた。そしてビジネスの基礎を叩きこみ、より大きなフィールドでの活躍を目指すべくMBA留学を決意したのだった。

    一度決めてからは早かった。準備期間を1年に設定し、日本でもMBA留学準備のスクールに通い始めた。この年齢でまた学校に通うとは思いもしなかったが、年齢もキャリアも違う者が集まり、同じ目標に向かって切磋琢磨している状況は、翼には大きな刺激となった。

    情報交換やちょっとした悩みの相談など、同じ目標に向かっている者同士、励まし合えることも多い。ただ、翼にはどうしても一人だけ馴染めない相手がいた。それは翼と同じ33歳の保奈美という女性だ。


    彼女は外資系証券会社で働く帰国子女。小学生の数年間をロンドンで過ごし、その後は日本で暮らしている。大学時代は途上国でのボランティア活動を精力的に行っていたそうだ。正義感に溢れ、目標に向かってまっすぐ進む姿勢は凛々しく感じることもあったほどだ。

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