マンションサプリ Vol.3

あなたは大丈夫?UR賃貸の審査に落ちる人とはどういう人なのか?

それではデメリットは?

このようにメリットが満載のUR賃貸だが、デメリットも存在する。

まず一つが物件の立地。基本的には駅やバス停の近くなど立地が良い土地が多いが、設営されたのが30年以上前という物が珍しくないため、現在の土地事情に合っていないことがある。そのため物件によっては駅から徒歩10分など、立地条件が悪い物も。

また元々団地の多くは、家族向けに作られているので比較的部屋が大きい。その上施設のリノベーションや改築などの費用の問題もあるため、周辺の民間住宅よりも家賃が高くなってしまう傾向がある。

またリノベーションも物件によって進歩具合が違い、古い設備が未だに残っていることもある。比較的新しい物件だが、メインは昭和40年代から昭和末期の古い物件となっているので、築年数がそれなりに経っている。ただしこれらは全般的な問題ではなく、一部の物件にこのようなものがあるという問題。

全般的な問題としては、利用の際に抽選はないが、一定の審査があり、その基準に到達していないと利用できない可能性がある。

また逆にこの審査があまり厳しくないということで、利用者の幅が広く、トラブルを起こすような人間が利用していた場合、更新料などがないため長期滞在となってしまう可能性も。

初期費用が掛からないというのがひとつのメリットになっているが、家賃の高さと民間に比べて融通が利かないという部分なども併せて、この部分でのメリットをあまり感じないという人もいる。

また内覧は基本的に一回のみ。ただし、その分物件や管理の質が高いので、無意味にお金だけ掛かるということはない。

気になる審査について

このようにメリットが豊富にある一方で、デメリットといえる部分もそれなりにあるUR賃貸だが、入居の際は相当な人気物件であったり何らかの事情がなければ抽選ということはない。

また保証人なども不要ということで、入居がしやすいと考える人も多いが、UR賃貸では入居の際に申し込み資格を設けており、これに適応していなければ申し込むこともできない。

これは公示されている基準に達していなければ、申し込みができないというものであり、クレジットカードなどの人を選ぶ審査とは考え方が違う。なので基準を達成してれば、まず落ちることはないとされている。

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