シンガポール大逆転 Vol.8

シンガポール大逆転:3カ国跨いでも結婚できない、SNS好きの婚活漂流女子

28歳を過ぎた瞬間から市場価値が落ちていく。

東京婚活の暗黙のルールは30代婚活女子に取って非常に厳しい現実だ。

そんな東京の現実に耐えられず、留学(遊学?)という名の海外逃亡を図る東京女子は後を絶たない。旧くはパリやニューヨークが人気であったが、昨今は、年齢関係なしに日本人というだけで市場価値が上がり、世界レベルの金持ちが集まるシンガポールが彼女たちのターゲットのようだ。

バブルのような高揚感と夢を見させてくれる男との出会いが溢れる国・シンガポール。

東京市場での敗戦が濃厚となった30代女性が、一発逆転を目指し、海を渡り必死に出会いを探す実例に迫る。

今までに東京でもシンガポールでも敗北し、最終的に香港に渡った春香、結局セレブになりきれない彩乃、売れない三流モデルから大富豪の妻の座を獲得した美咲、日本では売れなくなったCAの里子、そして憧れだった駐妻生活でつまずく英恵や生粋のお嬢様で元からセレブな勝ち組リナ、そして東京にいられなくなり、シンガポールへ逃げた加奈を追った。

今回は……?


<今週のシンガポール大逆転女子>

名前:幸子
年齢:34歳
渡星前の職業:アパレル/プレス
現在の職業 :
年収:約360万円
出身:埼玉県
住まい:実家
家賃:実家なので無し
趣味: Instagram, Blog, Twitter(最近はSnapchat)

セルフブランディングって?


幸子の20代の時を知っている人達が、今の幸子に会ったら驚くだろう。びっくりするほど、オーラがない。

「欲しい物は何でも手に入り、叶わない夢はないと思ってた。」

そう言い切るくらい、幸子の20代は順調だった。

短大入学と共に上京。卒業後はアパレルメーカーのプレスに就き、雑誌の「美人プレス特集」コーナーの常連だった。知っている人には顔もそこそこ売れていた。

出資するから自分のブランドを持たないか、と何度か言われたこともある。しかし結婚すると信じ、長く働く気なんぞさらさらなかった幸子はその度に断ってきた。

元彼は全員経営者。

彼氏が上の立場の人だと、周囲は幸子にまで気を遣ってくれる。生来目立ちたがり屋の幸子にとって特別扱いされるのは非常に心地良く、決して幸子の実力でも人脈でもないのに自分も東京で特別な人間になれたと思っていた。

元麻布の有名マンションに彼氏と住み、豪遊三昧。しかし30歳になった時、あっさり彼に振られてしまった。

彼がいないと今の生活レベルは保てないのは重々承知だ。別れて質素な生活なると、今まで頑張って築き上げてきた自分のイメージが落ちる。

「海外に行けばセルフブランディング的に見栄えが良いかも。 」

そんな単純な動機で幸子は留学を決めた。

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