シンガポール大逆転 Vol.4

シンガポール大逆転:東京では無効? シンガポールで未だに有効なCAというブランド価値

28歳を過ぎた瞬間から市場価値が落ちていく。

東京婚活の暗黙のルールは30代婚活女子に取って非常に厳しい現実だ。

そんな東京の現実に耐えられず、留学(遊学?)という名の海外逃亡を図る東京女子は後を絶たない。旧くはパリやニューヨークが人気であったが、昨今は、年齢関係なしに日本人というだけで市場価値が上がり、世界レベルの金持ちが集まるシンガポールが彼女たちのターゲットのようだ。

バブルのような高揚感と夢を見させてくれる男との出会いが溢れる国・シンガポール。

東京市場での敗戦が濃厚となった30代女性が、一発逆転を目指し、海を渡り必死に出会いを探す実例に迫る。

今までは東京でもシンガポールでも敗北し、最終的に香港に渡った春香や、結局セレブになりきれない彩乃、そして売れない三流モデルから大富豪の妻の座を獲得した美咲を追った。今回は……?


<今週のシンガポール大逆転女子>

名前:里子
年齢:30歳
職業:客室乗務員
年収:460万円
出身:埼玉県
住まい:Club street
家賃:約35万円 (同期とルームシェア)
交際ステータス:
趣味:週末のクラブ巡り

日本市場で感じたCAブランド力の低下


「日本にいるCA仲間は、未だに毎日必死でお食事会をしているそうです。」

そう嘲笑う里子は細身でどちらかというと和顔美人だ。日本で大手日系航空会社のキャビン・アテンダント(以下CAと表記)として4年間働いてきた。

中途採用だった里子にとってCAは長年憧れの職業であると同時に、出会いの宝庫だった。先輩や同期が開催するお食事会は後を絶たず、男性陣も外資金融、商社などブランド力あるメンバーばかり。里子にとってCAという職業は特に職務が好きな訳でもなく、良い旦那を見つけるツールであり、自分の最大の武器でしかなかった。


しかし里子が28歳になった時、ある異変に気付く。
職業と共に年齢を言うと男性からの憧れ感は得られなくなり、代わりに一歩引いた目で見られていることに気づく。

「里子ちゃんの同期って、結構な割合でもう結婚してるでしょ?」

皮肉まじりにこう言われたこともある。確かに周りの半数以上は既に結婚し、花々しく寿退社をしていった。また、東京にはアナウンサーやタレント、美人女医や起業して自立している綺麗な女子がひしめき合っている。「プラスαの何か」がないと勝てない厳しい市場。

年齢と共に色焦るCAというブランド力。
28歳を境に、急に色濃くなった敗北感。

未婚の同じ歳位のCA友達を見ると、自分と同じように寿退社を狙っているのがありありと分かる。みんな結婚に焦っており、必死だった。

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