第7話:結婚3年目で初めての大喧嘩。妻には夫の知らない顔がある!?
こんなにも激しい言い合いを妻とするのは初めてだ。これこそが妻の本当の顔なのだろうか。そもそも、結婚して3年が経つ今でも、妻はどこか謎めいた存在だ。
言葉を重ね、時間を重ね、理帆子の心の奥深くに入って行こうとするのだが、追いかけても追いかけてもたどり着けない。彼女の心はまるで蜃気楼のようだった。
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第8話:テーブルを壊した犯人との直接対決! 追い詰められた妻が頼るのは……!?
あの夜の直後、沢井彩から退職願が送られてきていた。彩を失うことは痛手であったが、そのままにしておくというわけにもいかず、退職はやむを得ないという判断を理帆子は下した。
彩がテーブルを壊したのは本当に森のためなのだろうか。理帆子はいまひとつ腑に落ちていなかった。
彩に連絡を取ってみよう。
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第9話:今明かされる妻の秘密! そして、そこから修羅場が始まる
花のこの意見は考えてみたこともなかった。諒介にとって理帆子は、いつも自由で自分の感性や欲望に正直な女性だと思っていた。
ああ見えて、言葉にしている部分はほんの一部で、実はその裏側には多くの秘密を抱えているということなのだろうか。
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第10話:夫に隠していた離婚歴が明らかに! その時妻が取った対応とは?
「私ったらいけないわ。諒介、ご紹介が遅れたけど、こちら、私のかつての夫なの。」
いくらでも、隠す方便はあった筈だ。だが、今までの自分は間違っていたのかもしれない。ならば、もうさらけ出してしまえば良いのではないか。
これが自棄なのか、開き直りなのか、あるいは最善の計算結果なのか、自分でも理帆子は判別がつかなかった。
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第11話:妻の妊娠!迎えるのは離婚? それとも!?
理帆子が離婚歴を隠していたことがやはり、腑に落ちない。第一、明らかに諒介の方が理帆子に惚れていたし、結婚を望んだのは諒介の側だったのだ。
ではなぜ、理帆子は離婚歴があることを隠していたのだろうか。
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第12話:ついに週末婚を解消。そして、意外な姑の申し出とは?
諒介はとても優しかった。上海の美術館のプロジェクトが多忙を極める中、理帆子をとても気遣ってくれている。
心優しい夫が身重な妻を労わり、二人の子どもに会える日を心待ちにしている。恐らく、これは多くの女たちにとって最も分かりやすい幸福の形なのだろう。
だが、なぜだろう。理帆子はひどく居心地の悪さを感じている。つわりが安定期と言われる時期に入ってもしばらく続き、なかなか体調が安定しなかったせいだけではないはずだ。
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