ヤバい家計簿 Vol.1

ヤバい家計簿:毎年使わなくてはいけないお金が億単位の男

どんな生活をしているのか知れば彼の“人となり”が見えるものなのだろうか?


まずは9時に出勤。前日、どんなに遅くてもこれだけは破ったことがない。車の中でセブンイレブンのブラックコーヒーを飲む。「え……? セブンイレブンなんですか? ビリオネアなのに。」という私に「え? 安くてうまいじゃん。」とサラリ。

毎日4〜5時間は重要会議で埋められており、その他の時間も打ち合わせでぎっしり。ランチは無し。18時には会食が始まり、帰宅は早くて2時だが遅い時は朝まで飲む。

定期的に行く店は新橋『星野』、神楽坂『虎白』、銀座『ステーキIDEA』、四谷『すし匠』、銀座『フルタ』。本当は今日行きたい店で食べたいものを食べるのが好きだが、この5店は超有名店だけに予約をしないと行けなくなってしまうのが嫌で先々までキープしている。

だが「一番好きな食べ物は?」と聞くと、照れ臭そうに「牛丼とラーメン。」と答えた。堰を切ったように彼からラーメン屋の店名がどんどんでてくるので本当に好きなのだろう。

週に2日はジムに行き体重をコントロール。2ヶ月で10kg減量した。体重管理も“勝ちパターン”を見出したので全く太ることがない。

持っている一番高い時計は2,800万円なのに洋服はファストファッション。「お洒落って着まわしの数でしょう? 高いもの着ているからお洒落ではないと思う。」と。それにしてもなぜファストファッションなのか尋ねると「たくさん買えるじゃない。他の服は高いし。」と言う。面白い金銭感覚だ。

お金を手にしてから自分の好みがはっきりした。何でも買えるから見栄を張らなくなり、本当に好きなものだけに囲まれている。

巨額の富を得た今の彼はとても自然体で奢り高ぶる感じが全くしない。見栄を張っていた時代はどうだったのだろうか?

できることなら過去の彼を見てみたいものだ。

ひとつ言えるのは誰の援助も受けずここまで昇りつめた。誰にでも彼のようになれるチャンスがある。どうだろう、この男のような頂を目指してみては。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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