2016.05.01
ヤバい家計簿 Vol.1年収……、それは端的にそのひととなりのスペックを決めてしまう世にも恐ろしい数字。
東京に跋扈する、年収3,000万円以上の男に迫った。
【今週のヤバい家計簿】
大澤隆弘(仮名)44歳
家賃:キャッシュ(12億)で購入したので無し
水道光熱費:自宅のことは妻が管理しているので不明
電話代:2万円
交際費:120〜370万円(飲み代によって違う)海外旅行で2,000万円使うことも
被服費:3万円
美容代:1万円
彼の話を聞いているとすべてが空想の中の出来事のようだ。が、現実にこういう生活を送っている男が目の前にいる。いくつ会社を持っているのか数えてみないとわからないが、大株主の会社を合わせたら総資産数百億。
その内、所有するビルの家賃収入だけで生活がまかなえる。その金額が年間5億ほど。別次元の話すぎてただ頷くだけだ。
収入の主な使い道は海外旅行、別荘の維持費、車を半年で2~3台買い替え、プライベートヘリと船の維持費、そして震災後から始めた寄付。
そのひとつ、最近買ったクルーザーの話が止まらない。60フィートで3億円、インテリアもすべてオーダー。維持費も1艇600万円。でも皆が集まって話す大切な場所だと言う。
「俺にとってプレジャーボートは原チャリみたいな使い勝手かな。」と言った時には思わず笑ってしまった。
株の売却によって現金を手にしてから使い方も変わった。そしてある時、一気に数百億という現金が個人資産となった。その資金でビルや建物をいくつか買った。そこから資産を使っては増やしていったそうだ。
経営者や社長であれば日頃の使える金額にそう変わりはないと言う。ある程度お金を持っていれば高級レストランにも行けるし高級外車も買えるだろう。でも彼らにできないのはビルや不動産の10億円単位の買い物だ。
ここまでいくと庶民には浮世離れして数字の羅列にしか思えない。これを自分の力だけで築き上げたのだから天晴れだ。
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