その名は、サエコ。 #東京悪女伝説 Vol.16

いよいよ明日で最終話!「その名は、サエコ。 #東京悪女伝説」全話総集編

第6話:「私よりイイ男との結婚なんて許せない」ライバルの女の悪意が、狼煙を上げる。

アンは、「絵に描いたように凡庸」な「ただの知人」に、「私の人生には関係のない人」というタグを一つ付け加えた。 しかし次の瞬間、その「絵に描いたように凡庸」で「自分の人生には関係のない」「ただの知人」から、もたらせれた言葉によって、アンの心は獰猛で荒ぶる暗雲がたちこめていった。

ー突然だけど、サエコって覚えてる?サークル1年のときにいたあの子!今、◯◯会社の社長と付き合ってるんだって。—

第6話の続きはこちら

第7話:罠を仕掛ける女と、罠にかけられる女。

火柱をあげる嫉妬に、批判めいた冷水を浴びせて、毒で鎮火。消火作業が終わった頃には、あたり一面、焼け野原のように真っ黒だ。 特段口を挟むでもなくニコニコと眺めていたさとみが、ふと、思いついたように、口を開く。

「ねぇ、それよりさ。今度、弁護士の友達から合コン頼まれてるんだけど、皆でいかない?」

第7話の続きはこちら

第8話:百戦錬磨の男と魔性の女。世紀の一戦が始まる?

さとみは焦りとも苛立ちとも分からぬ混沌とした感情を抱く。その感情が、"友達"である女たちへの心配なのか、女たちへの牽制なのか、男への嫉妬なのかは本人にもわからない。

その時、店の扉が開き、一人の女が入ってきた。

第8話の続きはこちら

第9話:"獲物”を見つけた男と女。野蛮な太陽が暴れだす・・・?!

サエコの登場により、焚き付けられた男は、紛れもなくタクミだった。

全員が揃ったところで、二度目の乾杯をする。 さとみの右隣にサエコが座り、そのまた隣にタクミという配置だ。

タクミは、サエコ越しにさとみへアイコンタクトを送り、唇を動かした。

第9話の続きはこちら

第10話:難攻不落のサエコに、忍び寄る魔の手。

狂ったような女好きのタクミだが、さとみが開いた合コンで出会った女たちに関しての報告は、非常に律儀で、さとみが聞いてもいないのに、「進捗:A」や「ごちになりました!」などの俺通信を一方的によこしてくるのだ。

しかしながら、今回ばかり、音沙汰ないとはどういうことだ。さとみは焦れてタクミに連絡をした。

第10話の続きはこちら

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

【その名は、サエコ。 #東京悪女伝説】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo