編集長オーツキの 磨け、バカ舌! 学べ、オトナの遊び Vol.30

キリッとした冷酒を飲みたければ、麻布十番『赤星とくまがい』へ

curated by
大槻 篤

白木のカンターの向かいには、日本酒ファンがよだれを垂らしそうな名酒のロゴがグラフィカルにデザインされる。

夏バテなのか、それとも夏休みぼけなのか。身体が本調子ではなく、はっきしいってだるい。そんな時は百薬の長“SAKE”を飲んで、だらけた身体をシャキッとさせるべし。

そんな時、知人から、「日本酒の美味い店が麻布十番に出来たよ」との報が。善は急げ、早々に仕事を片付け、副編を連れて伺う事に。

地鶏のささみと九条ネギのサラダと、屋守(おくのかみ)のペアリング。フルーティな余韻は食前酒としてもよし。

そのお店の名は『赤星とくまがい』。

接客&ソムリエの赤星さんと、料理担当のくまがいさんがオープンした日本酒のレストラン。その赤星さん、最近までニューヨークにてSAKEレストランを経営し、4月に凱旋帰国したばかり。

ニューヨークでは、SAKEとチーズを合わせるペアリングが流行っており、意外にも(?)グルメなニューヨーカーたちに酒の奥深さを鍛えられたとのこと。

さしみの盛り合わせ。彩りよく盛りつけられ、食べるのがもったいないくらい。

さて、ここは日本酒のペアリング付きのコースがうりなのですが、好きな物を食べたいという理由であえてアラカルトでいただくことに。

まずオーダーしたのは、地鶏ささみと焼き九条ネギサラダ(1050円)。これに合わせた日本酒は、屋守(おくのかみ)。東京は東村山にある酒蔵が生産している純米酒。これをきりっと冷や酒で。

フルーティな吟醸香と、香ばしいネギが合う合う! ちなみにこのお酒、濾過と加水を行わない無調整の生。身体に美味さが染み渡ります。

揚げ出し豆腐。あさりと生ノリがのスープと一緒に食べればえも言われぬ旨味が口に広がる。

続いて、さしみの盛り合わせ(2980円)。戻り鰹、ツブ貝、赤身、金目鯛など旬な魚が彩り良く盛られて、さらに食欲が湧く湧く。

これはすすめられるがままに純米 花垣を。超辛口でありがながら、壮快でスッキリした味わいは刺身との相性は抜群。そして、揚げ出し豆腐(1200円)と快調に箸がすすむすすむ。

気がつけばすっかり酩酊状態。
身体の疲れも美味しく吹っ飛びました。

オーナーであり、SAKEソムリエの赤星さん。

現在180本くらいの日本酒を用意しているそうなのですが、ラインアップは日々増加しているそう。赤星さん曰く、「ニューヨーカーたちは、ペアリングで出したお酒が合わなければキャンセルするくらいシビアだった」。そんなシビアな環境で鍛え上げた確かな見立て、この膨大なラインナップも頷けます。

そういえば本日は、麻布十番祭り。きりっと冷えた日本酒を飲むならば、ここがいいかもしれません。

日本酒のリストには、★表記でアロマと辛さを表記。選ぶのが楽しくなる仕掛けはオーナーのニューヨークでの経験から。

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