
帰宅するなり「風呂が沸いてない」とキレ散らかす夫。恐怖心を抱いた31歳妻は、まさかの行動に出る…
夜が明けたばかりの、港区六本木。
ほんの少し前までの喧騒とは打って変わり、静寂が街を包み込むこの時間。
愛犬の散歩をする主婦や、ランニングに勤しむサラリーマン。さらには、昨晩何かがあったのであろう男女が気だるく歩いている。
そしてここは、六本木駅から少し離れた場所にあるカフェ。
AM9時。この店では、港区で生きる人々の“裏側の姿”があらわになる…。
▶前回:年収2,000万の彼とマッチし、大喜びで待ち合わせのカフェに向かったけど…。男を前にして絶句したワケ
Vol.3:華恋(31)「この家から、逃げなきゃ…」
「お前は何をやってもトロいな」
これは私の夫である匠が、私をなじるときの常套句だ。小さなミスを見つけては「バカなのか?」とか「俺がいなければ何もできないくせに」と罵ってくる。
そんな日は決まって、仕事で大きなストレスを抱えて帰ってきたとき。私はストレスの捌け口なのだ。
......
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この記事へのコメント
スマホもお金も持たずに薄着で家出とか、初対面の人とクラブに行って踊るとか、一度も娘のことを思い出さないとか…ありえないことがてんこ盛り。