2022年も、東京には注目の新店が続々と誕生し、レストランシーンを盛り上げた。
デートをマンネリ化させないためにも、レストラン情報は常にアップデートし続けたいもの!
そこで今回は、昨年オープンしたばかりの新店の中から、間違いなく美味しい店だけを厳選。
「あの店、もう行った?」と話題に出来る、フレッシュな名店ぞろい!
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
1.あの超人気焼鳥の待望の2号店!備長炭で焼く大山鶏が絶品@六本木
『とり澤 六本木』
漆黒の空間でいただく焼鳥は、無条件に高ぶらせてくれる
都内きっての“焼鳥激戦区”といっても過言ではない港区にまた一軒、実力派の新店が誕生した。
中目黒で人気を博する『とり澤』の2号店、その上、場所は六本木交差点の程近くなのだから、ここ『とり澤 六本木』がオープンするやたちまち評判になったのは必然だろう。
焼き台に立つのは、西麻布『鳥さわ22』などで経験を積み、中目黒『とり澤』を立ち上げた店主・中村祥啓さん。職人歴は10年を数える。
身質や水分量といった部位ごとの状態を見極めて日々仕込み、ひと串ひと串、丹精込めて焼き上げる。
絶妙な火入れによる肉の煌めきが、港区の夜の輝きを助長する
さっと焼いてわさびを添えた「ささみ」は、しっとりとした食感が身上。
ハリのある様子が鮮度の良さを物語る「レバー」。
しっかり食べて飲んで、予算は12,000円~。
扱う鶏肉は「大山鶏」のみ。希少な「紀州備長炭」で焼かれ、香ばしい炭の香りを纏って登場する串の数々は、味わいに加えてしっかりしたボリューム感も魅力。
その分「鶏の串を3本ほど続けたら旬の野菜の串を挟み、食べ疲れないことを意識しています」と中村さん。
炭火で焼いた福島産の大きななめこに、大根おろしと薬味を合わせた「なめこおろし」は、串ものの合間の一品。
「白玉」は、強い火で表面を一気に焼き上げ焦げ目をつけるのがポイント。
齧れば、中から黄身がとろりと。
ストップをかけるまで料理が出てくるスタイルだが、内容や順番は食べ進む様子を見つつ、ゲストごとに変える、という細やかさ。
大人を満たす条件がそろっている。
六本木交差点から溜池方面に坂道を下っていき、1つ目の信号を越えてすぐ、というロケーション。
アクセスのしやすさも魅力だ。
真剣に焼きつつも、フランクにコミュニケーションを取ってくれる中村さん。
焼鳥への熱い思いが綴られている、店のInstagramも必見。