生まれながらに不平等 Vol.13

「年収580万の私が捕まえられるのは、このレベルか…」女が悟った自分の価値と、結婚相手の最高値

人間は「生まれながらに平等」である。

これは近代社会における、人権の根本的な考え方だ。

だが一方で”親ガチャ”が話題になっているように、人間は親や生まれる場所、育つ環境を選べない。

事実、親の年収が高いほど、子どもの学力が高いこともデータ(※)によって証明済みだ。

私たちは生きていくうえで、多くの「生まれながらに不平等」な場面に遭遇してしまう。

中流家庭出身の損保OL・若林楓(27)も、東京の婚活市場で、不平等さを数多く実感することに…。

(※)お茶の水女子大「保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究」

▶前回:食事会の最中「2人で抜けちゃう?」と誘われた!しかしイイ雰囲気を期待する女に対し、男は…


この半年の間。「婚活しよう!」と決めてから、私は様々な男性に出会ってきた。

婚活市場における優良物件も多かったし、東京にはまだたくさんの“素敵な独身男子”がいるという証明にもなっただろう。

だが私の心は、少しも晴れない。

結局誰も選ぶことができず、選ばれてもいないか......


この記事へのコメント

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No Name
ここ私も払いますとか、奢るとか、なんか失礼な言い方。
結局、育ちの似た亮太で妥協しておこうみたいな、長いうんちくみたいなのもヤダ。
2022/01/18 05:2999+返信8件
No Name
確かキープしとこう!とか言ってた相手に落ち着く?
や、なんか無理そう。楓は結局お金の事ばっかりだった。
2022/01/18 05:2199+返信2件
No Name
婚活して学んだワタクシのテイで語られちゃっているけど、結局楓を覚えてくれていた奇特な人に落ち着いたって話?前はキープとかいい暮らしが出来ないとか文句言ってたけど。
楓に亮太はもったいないし、590万と1000万じゃだいぶ違うのに何勝手に似てるとか語っちゃってるの?
2022/01/18 05:3983
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