人間は「生まれながらに平等」である。
これは近代社会における、人権の根本的な考え方だ。
だが一方で”親ガチャ”が話題になっているように、人間は親や生まれる場所、育つ環境を選べない。
事実、親の年収が高いほど、子どもの学力が高いこともデータ(※)によって証明済みだ。
私たちは生きていくうえで、多くの「生まれながらに不平等」な場面に遭遇してしまう。
中流家庭出身の損保OL・若林楓(27)も、東京の婚活市場で、不平等さを数多く実感することに…。
(※)お茶の水女子大「保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究」
▶前回:「付き合いたいけど結婚はできない」と告白してきた33歳男。その理由を尋ねてみたら…
― しばらく婚活のことなんて忘れて、純粋に恋愛を楽しみたい。
そう思い始めた頃。たまたま顔を出した食事会で、素敵な男性に出会ってしまったのだ。
彼の名は、瑛士さん。年齢は35歳だと言うが、鍛えていることがハッキリとわかるような綺麗な体つきをしていた。
さらに見た目は......
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この記事へのコメント
最後の、私の父は普通のサラリーマンで海外転勤など一切なかった。そんな過去を少々恨みつつ…
の所にイラッとした。
外資系投資銀行で働く帰国子女で、背が高くて鍛えているイケメン、そして気が利く男性が、自分と真剣に向き合ってくれるとか思ったのかな?
目の前でシャッターを降ろされて、お気の毒さま。