これは男と女の思惑が交差する、ある夜の物語だ。
デートの後、男の誘いに乗って一夜を共にした日。一方で、あえて抱かれなかった夜。
女たちはなぜ、その決断に至ったのだろうか。
実は男の前で“従順なフリ”をしていても、腹の底では全く別のことを考えているのだ。
彼女たちは今日も「こうやって口説かれ、抱かれたい…」と思いを巡らせていて…?
▶前回:毎週金曜の夜だけ、絶対に会ってくれない彼。怪しんだ女が尾行したところ、見てしまったモノは…
ケース9:婚約後に、人生最愛の男に再会した女・柊真理(25歳)
「地震発生のため、現在運転を見合わせております」
21時の品川駅。首都圏を襲った震度5強の地震の影響で、東京駅へ向かう山手線から押し出された私は、呆然とホームに立ち尽くしていた。
― ダメだ、品川に来ると思い出しちゃう。
過去の記憶がフラッシュバックし、思わずその場......
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この記事へのコメント
誤解だったなんて。
留美子と伸也はブロックされてても、他の友達は連絡つくだろうから、誤解だって説明してもらえるだろうに…。
2時間遅れの岡山行き最終新幹線に乗りこんだ
→写真集見た
→出発ギリギリにホームに走った
ってことは新幹線降りたってことかな!?
切ない誤解だし、このままだと一生後悔すると思うから、色々な問題はあるだろうけどやり直せるといいな