本当に怖い、女の話 Vol.12

「これで4,000万円手に入る…」買い物中毒になった女が思いついた、とんでもない資金調達の方法

『嫉妬こそ生きる力だ』

ある作家は、そんな名言を残した。

でも、東京という、常に青天井を見させられるこの地には、そんな風に綺麗に気持ちを整理できない女たちがいる。

そして、”嫉妬”という感情は女たちをどこまでも突き動かす。

ときに、制御不能な域にまで…。

静かに蠢きはじめる、女の狂気。

覗き見する覚悟は、…できましたか?

▶前回:「あなたは人生に満足していますか?」その言葉にハッとした女は、あるビジネスにのめり込み…


欲しがる女


みんなが欲しがるものが、私も欲しい。

たとえどんなものであっても、入手困難なであればあるほど、私はそれが欲しくなる。

そして、そんな希少性の高いものを手にして、みんなから羨望と嫉妬の眼差しで見つめられたいのだ。

何て強欲な女なんだろうって、自分でも思う。

でも別に、強欲ということ自体は悪いことじゃないと思う。資本主義社会に生きる人間として、それは至極真っ当な欲求だ。

そんな欲求に素直に従って、これまで生きてきた。

限定色のバーキン。総合商社の一般職の座。有名経営者という肩書をもつ素敵な男性…。

欲しいと思ったものは、全て手に入れてきた。

それらを手に入れたときの高揚感は、何物にも代えがたい。生きている実感が湧くのだ。

私は、人生を思いっきり謳歌しているつもりだった。

けれど、それはあるとき突然に終わりを告げた。

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